秋分の日。蜂と虫と。(青春8)
「今日は,暑くなる。」との予報でしたが,当地は雲の目立つ一日でした。昼頃には「雨が降るのでは…」と心配になりましたが,その後は日差しのある空になりました。
食卓に「おはぎ」と「栗の渋皮煮」がありました。季節を味わいました。美味しゅうございました。
今日,自宅の近くでアサギマダラが1羽飛んでいました。初めてです。
アサギマダラが好むのはフジバカマですが,家の近くには見あたりません。他にも好む花があるようなので,そこに向かっているのかもしれません。
夕方には姿が見えませんでした。明日は…。
秋を感じる一日でした。
今日は,国民の祝日の一つ「秋分の日」でした。祝日法(国民の祝日に関する法律)で,「秋分日 祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ」日とされています。
秋分の日は,春分の日と同様に昼と夜の長さが等しくなる日とされます。また,秋分の日を中心とした1週間は「秋の彼岸」で,その中日である秋分の日にお墓参りに行ったり,祖先を供養する法要が営まれます。
「人の命」「生きること」について,普段以上に深く考える一日です。
みなさんは,祖先を敬う一日でしたか。
『しんしろ青春の会』の8回目。2001(平成1)年10月は,まず、ショーペンハウアーの「青年時代にはドアの呼鈴が鳴ると、楽しい気持ちになったものだ」を紹介し、「愛」を載せています。
愛 サムエル ウルマン 辛苦の歳月をとおして ただ一度の楽の調べが 初めての子どもへの母の子守歌だったとき うれしく聴いた そのときから希望を失ったことはない 今 わが兄 正義 私に助けを乞う 彼に力を添えよう 私のこえはつつましいが 時代の呼び声にこたえ 人類から憎しみを取り去ろう 愛こそ世界を治めるもの昨日の記事で,「今年は,すでに蜂が目立っている」という話を紹介しました。この時の裏面に,「スズメバチの駆除」の話題がありました。
スズメバチ駆除 新聞・テレビ等で報道されているスズメバチが市内の小学校にも巣をつくり「子どもたちに危険なので,駆除をお願いしたい。」と学校から依頼がありました。 早速,環境課の担当者と学校教育課で出かけて見事に取り払いに成功しました。 取り上げてみると,大人の両手の手のひらに乗るほどの,やや小ぶりのものだったとお聞きしました。 スズメバチにとっては災難ですが,子どもたちの安全を考えれば仕方ありません。 学校の安全は,いろいろな立場の方で守られています。今も昔も,子供や学校は,地域の方々によって守られ,支えられています。 こうした行動は,「仕組み」ではなく,「思い」によって動き出し,続いていくように思います。 最期は,季節の「虫」の話題です。
いなご・イナゴ・稲子・蝗 秋を代表する昆虫で私たちが口にするものの中に,イナゴとヘボ蜂がいます。イナゴは佃煮にしたり,焼いてしょうゆをかけて食べたりしました。今は激減し,なかなか地元産のイナゴを目にする機会はありません。戦中・戦後食糧難の時代に目本人の体力と空腹を満たしてくれた食物がイナゴです。と言われるとびっくりする方もいるかと思いますが,栄養学的にもピタミン類・動物性蛋白質等優れたものを持っているとのことです。 近頃はテレビの番紺の中で,奥三河の話題が放映されます。それが,ヘボ蜂ぼいであったり,清流豊川のあゆの話題です。健康志向の現在,低カロリーで高蛋白な食物が人気を集めています。それが,イナゴでありヘボ蜂だと思います。 更に私たちに身近で,私たちの健康な生活に切り離せないお茶の利用があります。 (次回は,お荼を特集しますので,小さな耳寄りな情報をお待ちしております。)「イナゴ」と「ヘボ(蜂)」をご存知ですか。食べたことはありますか。 近頃は,当地の子供も口にすることは少ないかもしれませんが,今でも“季節の虫”であり“季節の味”です。 「蜂に刺されたら…」と怖い気もしますが,“季節の虫”にも関心をもち,味わえるものは味わってみたいものです。