処暑。施餓鬼法要。言葉「季節を奔る風」
朝から“空気が違う”感じがしました。そして,晴れてはいますが,急に雨が降ったりして,変な天候でした。
今日は二十四節気の一つ「処暑」でした。「処暑」は,暑さが峠を越えて後退し始めるころとされており,台風襲来の特異日ともされています。
台風は襲ってきていませんが,“困った天気”が,どこかで起こっています。
落ち着いた天候となり,季節の変化を楽しみたいと思います。
今日,遺族会作手支会の戦没者施餓鬼法要を執り行いました。
役員,評議員の協力で手際よく準備が進み,予定通りに受付,開会できました。ありがとうございました。
法要の後,みなさんと「今後について」相談しました。
戦後72年が過ぎ,これまで通りの運営や活動は難しくなっています。単に“維持・継続”することよりも,追悼と継承を行っていくことが大切であり,そのために新しくなることも必要だと考えます。
そうした考えから,みなさんに“2つの提案”をしました。
いろいろご意見をいただきました。
年度末の評議員会で結論を出していけるよう相談を続けます。よろしくお願いします。
メモに,次の言葉を見つけました。
季節を奔る(はしる)風がある。 季節に靡く(なびく)風がある。 季節に逆らう風もある。 季節は消えない。 街を騒がせ,野を騒がせ,山肌を騒がせた風も 最後には街路樹の葉を穏やかに揺らし, 森の葉を密かに揺らし, 大地で遊ぶ子供の前髪を 小さく揺らして消えて行く。 子供に問うた。 風はどこへ行った,と。 地面を指さす子がいた。 空を指さす子がいた。 子供達は皆,微笑んでいた。 豊穣の大地,青く澄んだ空,白き雲。 一途の青春。微笑みの大地に生きる。この夏,あなたに吹いた風は,どんな風でしたか。 間もなく9月。あなたは,どんな風を吹かせますか。 そして,その風の向かう先は?