集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

処暑。施餓鬼法要。言葉「季節を奔る風」

法要0823。 朝から“空気が違う”感じがしました。そして,晴れてはいますが,急に雨が降ったりして,変な天候でした。  今日は二十四節気の一つ「処暑」でした。「処暑」は,暑さが峠を越えて後退し始めるころとされており,台風襲来の特異日ともされています。  台風は襲ってきていませんが,“困った天気”が,どこかで起こっています。  落ち着いた天候となり,季節の変化を楽しみたいと思います。  今日,遺族会作手支会の戦没者施餓鬼法要を執り行いました。  役員,評議員の協力で手際よく準備が進み,予定通りに受付,開会できました。ありがとうございました。  法要の後,みなさんと「今後について」相談しました。  戦後72年が過ぎ,これまで通りの運営や活動は難しくなっています。単に“維持・継続”することよりも,追悼と継承を行っていくことが大切であり,そのために新しくなることも必要だと考えます。  そうした考えから,みなさんに“2つの提案”をしました。  いろいろご意見をいただきました。  年度末の評議員会で結論を出していけるよう相談を続けます。よろしくお願いします。  メモに,次の言葉を見つけました。
季節を奔る(はしる)風がある。 季節に靡く(なびく)風がある。 季節に逆らう風もある。 季節は消えない。 街を騒がせ,野を騒がせ,山肌を騒がせた風も 最後には街路樹の葉を穏やかに揺らし, 森の葉を密かに揺らし, 大地で遊ぶ子供の前髪を 小さく揺らして消えて行く。 子供に問うた。 風はどこへ行った,と。 地面を指さす子がいた。 空を指さす子がいた。 子供達は皆,微笑んでいた。 豊穣の大地,青く澄んだ空,白き雲。 一途の青春。微笑みの大地に生きる。
 この夏,あなたに吹いた風は,どんな風でしたか。  間もなく9月。あなたは,どんな風を吹かせますか。  そして,その風の向かう先は?