ネット。ジョークと偏見。
処暑が過ぎ,暑さが戻ってきました。暑い一日でした。
先日,教育サイトを運営している友人が,アクセスするブラウザの状況を報告にしていました。
【報告】過去1か月で、アクセスしてくるブラウザを調べました。 トップはsafariで全体の約46%。ついでGoogle Chromeが約30%、IE+Edgeが約20%という結果でした。 創刊した6年前はIEがダントツ首位でしたので隔世の感があります。safari が半数という状況は,「ネットはスマホやタブレットで読む(見る)」というのが普通になっているということです。 おそらく,このブログも多くはスマホで読んでいただいているのでしょう。 けれども,作成者は“パソコン画面で書いている”ので,伝わっていることが変わっていることに気づいていないかもしれません。 こうした〈社会の変化〉に対応できない“大人”が,経済や社会(政治)をリードしている…。 いろいろ問題がありそうです。 以前のメモに“国民性のジョーク”を見つけて,考えました。
世界各国の人々が乗った豪華客船が沈没しかかっています。しかし,全員が救命ボートに乗れません。 女性と子供を乗せたら,それで一杯です。男性には船に残ってもらうしかありません…。 船長は,乗客を海に飛び込ませようと考えました…。 アメリカ人に対して…「飛び込めばヒーローになれますよ」 ロシア人に対して…「海にウォッカのビンが流れていますよ」 イタリア人に対して…「海で美女が泳いでいますよ」 フランス人に対して…「決して海には飛び込まないで下さい」 イギリス人に対して…「紳士はこういう時に海に飛び込むものです」 ドイツ人に対して…「規則ですので海に飛び込んでください」 中国人に対して…「おいしい食材(魚)が泳いでますよ」 日本人に対して…「みなさんはもう飛び込みましたよ」 韓国人に対して…「日本人はもう飛び込みましたよ」 北朝鮮人に対して… 「今が亡命のチャンスです」いかがですか。 “ステレオタイプ”での見方も,ジョークで笑っている間はある種お互い様です。良いことも悪いことも含まれます。 しかし,“悪いこと”だけを取り上げるようになると“偏見”になります。「A人は○○だから…。」と最初から決めつけるようになると危険です。 ウォッカが飲めない下戸のロシア人はいます。陽気で明るいアメリカ人ばかりでもないでしょう…。 でも…。 ジョークで笑いながら,“心の中にある小さな偏見”について考えました。