「大寒」です。
今日は二十四節気の一つ「大寒」です。“寒中”の真ん中で,一年で最も寒い時期です。
低気圧や上空の寒気の影響で,「関東の平地でも積雪のおそれ あすは日本海側で大雪警戒」とニュースが伝えていました。
当地でも,昼ごろ短時間でしたが“牡丹雪”が降りました。そのまま降り続くのかと心配しましたが,その後晴れて日が射しました。
寒さに負けず,明日も元気に!
さて,20日は「二十日正月」と言い,“正月の最後の日”として納めの行事を行います。
地方によっては,「骨正月」「骨おろし」「頭正月」などとも呼ばれ,正月に食べた魚の骨や頭までも食べて,正月を終えるところからきているそうです。
当地では,特に「○○をする」という話を聞いていませんが,みなさんは,いかがでしたか?
そういえば,「大寒の朝の水は,1年間腐らない」といわれ,容器に汲んで保存しておくとよいとも言われます。今朝の水が汲んでありますか?
備忘録にあった古い資料に「一華開五葉」(いっか ごように ひらく)という言葉がありました。
ご存知ですか。
この言葉は, 一華開五葉 結果自然成 (一華五葉を開き,結果自然に成る。) という,禅の初祖 達磨大師が亡くなる直前に弟子に与えた伝法の言葉。 一つの花が,五枚の花びらを開き,そして実を結ぶ。 自然のありのままの姿。何の気負いもない,美しくも自然体で力強い繁栄の象徴。 五つの花びらが開いてこそ,次の世代に全てが継承され,実が成る。 五つの花びらとは五つの心であり,五枚の花びらにも,それぞれの意味(智慧)がある。 □ 相手の心をありのまま受け入れる智慧 □ 分け隔てなく平等な智慧 □ 観察力を持ち,本質を見極める智慧 □ 人を想い,人のために行動できる智慧 □ すべてはお陰さまと思える智慧五つの花びらを開き,心の花を開き,そうありたいと思います。 【今日の小咄】 先生の話によると,「『まさか 〜 ろう』を使って短文をつくりなさい。」という問題に,「まさかりかついだ金たろう」と書いた生徒がいたらしい。