今日は「土用の丑の日」
今日は「土用の丑の日」です。
昨年の「土用の丑の日」に,こども医療福祉センターに「伊達直人」から贈り物があったとニュースが伝えていましたが,今年も登場したのでしょうか。
今年の土用の丑の日は,加持(ほうろく・きゅうり)から始まりました。
ほうろく灸を初めて体験しました。熱かったですが,体がしゃっきとした気がします。
夕方から,だわり屋の鰻&酒Night〜三河一色ウナギとプロ厳選 鰻に合うSAKEを堪能できる夜〜に参加しました。
暑い日になった今日は,最初に「醍醐(黒糖焼酎・ソーダ割り)」から「西の関」「キャンベルアーリー」「デラウエア&シャネルド」とともに蒲焼と白焼きを楽しみました。
贅沢な土用の丑の日でした。
「土用の丑の日といえばウナギ」ということで,情報番組などでも大きく取り上げられますし,スーパーやレストランにも“宣伝”が掲げられています。
この「丑の日=ウナギ」というのは,平賀源内が鰻屋に宣伝文を掲げさせてからだという話が有名ですが,「夏負けしないように栄養のあるものを食べる」ように,“夏の食”を工夫してきたことの一つだと思います。
鰻屋の宣伝とは別に,土用・丑の日に食べると言われてきたものに「“う”のつく物」「“黒”い物」があり,「土用餅」「土用蜆」「土用卵」などがあります。
ウナギも「う」のつく物の一つですし,うどん,瓜,梅干し,牛(牛肉)などもよいといわれます。いずれも,夏に負けない滋養がつきそうです。
ニホンウナギが「絶滅危惧1B類」(IUCN / 2014)に指定されるなど,稚魚のシラスウナギが激減しています。1960年代には200トンを超えていた国内のシラスの漁獲量は,近年は10トンを割り込むようになってしまったようです。
ウナギに変わって,「ウナギ風○○」や「○○の蒲焼」など,“同じようなもの”が出てきています。
しかし,土用の丑の日に“ウナギを食べる”ことがよいのではなく,夏に負けない体をつくる「食」であればよいのだと思います。
夏を元気に過ごしましょう。
ウナギの生態に思いをはせ,それを食せることに感謝する「土用の丑の日」です。
みなさん,味わいましたか?