81年前。 鬼久保ふれあい広場 (作手見聞録)
81年前の1941(昭和16)年12月8日、日本海軍はハワイ・オアフ島の真珠湾を奇襲攻撃しました。
この戦闘行動の開始を指示する「ニイタカヤマノボレ 一二〇八」の暗号電報が送信されました。
ロシア軍によるウクライナ侵攻は“戦争”であり、北朝鮮のミサイル発射や核実験は“威嚇”であり、“脅威”となっています。
子供達は“戦争”について考える機会があったでしょうか。
先生方は“戦争”や“平和”について語っていただいたでしょうか。
お宅では、「ニイタカヤマノボレ」や“戦争”、“平和”が話題になったでしょうか。
旧作手村が、地域情報をまとめたA5サイズの冊子『作手見聞録』を作成し、配付していました。数回の更新があり、表紙の異なるものがありました。
発行年が明確ではありませんが、手元にある冊子から順に紹介します。
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作手見聞録
鬼久保ふれあい広場
昭和57年から山村文化の再生をかけて、村有地30haに鬼久保ふれあい広場として開発中です。
現在まで約13億円余りを投資し、小さな村としてはビッグなプロジェクトとなっています。
鬼久保ふれあい広場の各施設としては、体育館、プール、グランド、テニスコートなどのスポーツ施設と湿原の森、あじさいの森、人工林に自然林、コテージ(計画)などの野外教育施設、そして、全天候イベント広場、リフレッシュセンターなどの都市との交流施設、また広場の一部を解放して、宿泊施設や文化施設を誘致するなど、官民一体となって整備に取り組んでいます。
鬼久保ふれあい広場は、複数の国・県補助事業を導入した物づくりですが、村の若者が都会の友達に「私の村に遊びにおいでよ。」と言えるようになったことが一番の成果であり、この鬼久保ふれあい広場がその名のとおり、みんなのふれあいの場となり、人の和と輪づくりにつながっていることに大きな意義があります。
「あなたも一度遊びにおいでよ!!」 ********
注)これまでの記事は〈タグ「見聞録」〉で
【掲載記事から】
◇2(1-4) 聞いてみよう!みんなの声 (わたしたちの村つくで 改訂版)(2021/11/12)
【関連】
◇論説「太平洋戦争開戦81年 戦争を止めうる枠組みを」(佐賀新聞)
◇開戦 こうして太平洋戦争が始まった(NHK 戦争証言アーカイブス)
◇NHK戦争を伝えるミュージアム 太平洋戦争をわかりやすく(NHK 戦争証言アーカイブス)
◇以前紹介した「戦争体験についての世代分け」 ○第1世代 … 戦前に生まれ,戦争体験者の世代。 ○第2世代 … 戦後生まれで,父母が戦争体験者の世代。 ○第3世代 … 戦後生まれで,祖父母が戦争体験者の世代。 ○第4世代 … 祖父母が戦後生まれの世代。戦争体験者は曾祖父母の世代。 ※Z世代は、第5世代あるいは第6世代なのかもしれません。