集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

十五夜。 モーニング情報交流会。

花0910。 雲が目立ちますが、晴れて気温が上がり、“夏の蒸し暑さ”を感じる一日でした。  今日は旧暦8月15日,「中秋の名月十五夜)」です。初名月芋名月ともいわれ,夏の作物の収穫を終え,農耕の祈り目にあたる時期です。  十五夜の月が一年で最も美しいとされ,お月見をします。  日中の天候が続けば、十五夜を愛でることができそうです。  みなさんのところに“月見泥棒”は現れますか?  午前中、モーニング情報交流会(オンライン)があり参加しました。  「今、考えておきたい教育について、全国の皆さんで気軽に交流しましょう。」と、玉置崇氏と山田貞二氏が主催して始まった情報交流会で、3回目です。  今日は「学校と地域の連携は進んでいますか?」をテーマに、池原鉄氏(那覇市・教頭)と平林哲也(地域の高齢者)から情報提供があり、ブレイクルームでの情報交換、その後に全体で情報交流をしました。  学校と地域の“連携”ですが、池原氏が“レンケイ”がうまくいっているか問いか、「連携連係連繋」の3語を示しました。話はさっと流れ、「地域と学校の連携関係は、持続可能なWIN-WINの関係の構築」へと進んでいきました。  学校と地域は、連係や連繋でなく“連携”関係ですが、いろいろ考えることが浮かびました。  また、「グローカル」という言葉(考え方)がありました。
 グローカルは、全世界を同時に巻き込んでいく流れである「世界普遍化・グローバリゼーション」と、地域の特色や特性を考慮していく流れである「地域限定化ローカリゼーション」の2つの言葉を組み合わせた混成語である。  カタカナでグローカリゼーションと書くこともある。俗にいう、「地球規模で考え、足元から行動せよ」(Think Globally, Act Locally)とも関連する言葉。
 地域連携の題材や素材は、地域に根付いたものですが、そこにグローバリゼーションの視点をもった活動や広がりを求めていきたいと思いました。  お二人から紹介された実践・活動には、その視点がありました。  学校の立地が、都市か田舎かで、子供達の生活環境は異なりますが、触れる情報に差はなく“意識環境”は変わりなく、地域社会のあり方(意識?)が似てきています。  そのことを抜きに、学校と地域の連携を考えることはできないでしょう。  学校が、地域との連携を計画するとき、“継続が大切”として、人は代わっても、10年前と“変わらない”ものが多いように思います。それは拙そうです。  新しい情報や事例、刺激のあるお話…、学びのある情報交流会でした。  みなさん、ありがとうございました。  次回第4回は12月3日(土)、「教職員を育てていますか?」です。あなたも、いかがですか。 【参考;今日のスライドから】
あなたは、○に、どんな助詞(に、と、を、が、は…)を入れますか? スライド03 「学校が甘えて…」になっていないかな。 スライド04 学校は「地域の活動」を、どのように見て(評価)していますか? スライド05 「地域の願い」を実現するのに、学校のできることは? スライド07 学校は、「地域の実情」を“自分ごと”として受け止めていますか? スライド01 学校にできる「育てる」ことは? スライド02 「学びの羅針盤」(OECD)に、学校と地域が連携して担っていきますか?
スライド06
モーニング情報交流会(オンライン)の予定】 ☆オンライン 9時30分〜11時までZOOMにて  ◇第1回 5月22日(日) 「働き方改革、どうしていますか?」    情報提供 中村友希県教委課長  ◇第2回 7月16日(土)  「学習評価はどうしていますか?」    情報提供 田中雅也校長、森万喜子校長  ◇第3回 9月10日(土)  「学校と地域の連携は進んでいますか?」    情報提供 池原鉄県教委指導主事、平林哲也元校長  ◇第4回 12月3日(土)  「教職員を育てていますか?」    情報提供 桐淵則之校長、平河力校長  ◇第5回 2月4日(土)  「ICT活用の格差を感じませんか?」     情報提供 水谷年孝校長、前田浩志教頭