『Orange 夕ぐれ時のふしぎ』(堀米薫・作/ao・絵)
台風の進路が気になりますが、用事があり出かけました。人出は少なく感じましたが、駅など施設や交通機関は混んでいました。
新型コロナウイルス感染症の第7波がピークを越えたようですが、高止まりとなっています。次の波は“急拡大とならない”ように、予防対策の励行を習慣としていきたいと思います。
図書館の児童書棚に、「休み時間に完結 パステルショートストーリー」の見出し(?)が付いた本がありました。
その中の一冊『Orange 夕ぐれ時のふしぎ』(国土社・刊)を読みました。子供達が“休み時間”や“朝の読書”で、一話ずつを楽しんで読める長さです。
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ゾクッとする不気味な物語から心がホカホカに温まる物語まで、小学校中学年~高学年向け本格的な短編集のシリーズ。 堀米薫による第1弾のテーマは「夕ぐれ時」。豪華な実力派児童文学作家陣が自由にテーマを決め、楽しく簡潔に描いた作品ばかりなので、本を読む経験が少ない小学生でも休み時間にサクッと読書の奥深さを味わえます。第1話の前、そして最終話の後に、本文とは書体を変えて“夕ぐれ時”への誘いの言葉(詩?)があります。本書を読む前と後で、印象が違って感じました。 現代の生活では、街は明るく、子供達が「黄昏れ」や「暗がり」を感じることが少なくなっているような気がします。
(略) 早くも、とばりがおり始めていた。 「たそがれか。やだな。見なくてもいいものまで、見えてしまいそう……」 実をいえば、舞はうす暗がりが苦手だった。この夏、多くの子供達に、各話の主人公と一緒に、夕ぐれ、暗がりを感じ、話を楽しんで欲しいと思います。 親子で一緒にいかがですか。
もくじ たそがれ 逢魔が時 裏後光 ヒグラシ 黄昏れ泣き マジックアワー 夕焼け友だち【関連】 ◇堀米薫 (@dojyoudaijin)(Twitter) ◇ao (@aokarimero)(Twitter) 【台風情報】 ◇台風11号(ヒンナムノー・HINNAMNOR) ◇日本気象協会 tenki.jp 台風情報