『その本は』(ヨシタケシンスケ・著/又吉直樹・著)
台風の進路が気にな一日でした。
出先では、青空から強い日差しがあり、日中は熱中症の心配をするような天候でした。行動・活動するにはありがたかったですが、この後は…。
今月初め、大型書店で大量にディスプレイされていた『その本は』(ポプラ社・刊)です。
大判の本にみえる装丁で、幅広い帯が付いています。本文用紙は日焼けした紙のように古びた感じです。
昔の話のようです…。
プロローグは、二人の男の名前が書かれた本のあらすじから始まります。 ◇気象庁 台風情報
◇最新の台風NEWSならウェザーニュース
◇台風情報 - Yahoo!天気・災害
◇台風進路予想図(Google Maps版)(デジタル台風)
本の好きな王様がいました。王様はもう年寄りで、目がほとんど見えません。 王様は二人の男を城に呼び、言いました。 「わしは本が好きだ。今までたくさんの本を読んだ。たいていの本は読んだつもりだ。しかし、目が悪くなり、もう本を読むことができない。でもわしは、本が好きだ。だから、本の話を聞きたいのだ。 お前たち、世界中をまわって『めずらしい本』について知っている者を探し出し、その者から、その本についての話を聞いてきてくれ。 そしてその本の話をわしに教えてほしいのだ」二人の男は「その本」を探す旅に出ました。 そして一年後、旅から戻った二人が、一晩ずつ、かわりばんこに王様に話をします。 二人の男は、芥川賞作家でお笑い芸人の又吉直樹氏と、絵本作家のヨシタケシンスケ氏の言葉と表現で語り始めます。第1夜は又吉氏です。
その本は、とんでもない速さで走っているため誰も読むことができない。…第1夜は8冊でした。 第2夜はヨシタケ氏が
その本は、その国の人間はみんな持っている。…絵を添えて、絵本のように5冊を紹介しています。 第10夜の後、エピローグで…。 「えっ。あっ。…」「そうなの…」「なるほど…」 「その本は…」 その本は、7月26日に発売されました。 その本は、お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹さんと、大人気の絵本作家ヨシタケシンスケさんによる共著です。 その本は、「どうやってこの豪華コラボが実現したのか気になる!」との声が聞こえそうです。 その本は、又吉さんファンにも、ヨシタケさんファンにも、読み応えたっぷりの一冊です。 その本は、大人でも子どもでも楽しめます。 その本は、本が好きな人の心をつかんで離しません。 その本は、みなさんにお薦めできる「その本」のお話です。 【関連】 ◇とある本好きの王様_『その本は』公式(Twitter) ◇その本は(ポプラ社) ◇又吉直樹 (@matayoshi0)(Twitter) ◇『ヨシタケシンスケ展かもしれない』公式サイト ※「愛知会場」 2022年12月10日(土)〜2023年1月15日(日)開催 【おまけ;「世界一受けたい授業」(8/20)】 世界一受けたい授業「ベストセラー作家大集合SP!〜又吉直樹先生が選ぶ、大人もグッとくるヨシタケシンスケ先生の絵本」で紹介された絵本。 それぞれの“グッとくる”ポイントは…。 ◇『りんごかもしれない』(ブロンズ新社・刊) ◇『つまんない つまんない』(白泉社・刊) ◇『ころべばいいのに』(ブロンズ新社・刊) ◇『かみはこんなにくちゃくちゃだけど』(白泉社・刊) ◇『このあとどうしちゃおう』(ブロンズ新社・刊) 【台風情報】 ◇台風11号(ヒンナムノー・HINNAMNOR) ◇日本気象協会 tenki.jp 台風情報