集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

盂蘭盆会。 『授業場面でわかる! 算数用語ハンドブック』(平川賢・著)

花0813。 台風8号による大雨や暴風を心配しましたが、夜は弱い雨だったようです。  日中も、日差しがあったり雨がふったりと変わりやすい天候の一日でした。  迎え火を焚き,先祖の精霊を迎え,お盆盂蘭盆)となりました。  この時期、さまざまな伝統行事が行われます。新型コロナ禍で縮小・中止になったものも、あらためて“伝統”として動き出しているようです。  あなたの地域では,いかがですか。  若い先生が、夏休み(長期休業)中に“自分の授業”の参考にしたい図書の一冊『授業場面でわかる! 算数用語ハンドブック』(東洋館出版社・刊)です。  授業に、いろいろな「算数用語」が出てきますが、それを“若い先生”が事典や辞書で調べることは少ないでしょう。案外、ネットで検索すればすぐに分かりますから、「用語を調べる」ことは多いかもしれません。  先生が算数用語を検索するときは、授業の準備で「わり算の計算…」とか「分数の意味…」など指導内容・場面から行われそうです。  でも、たくさんのサイトや資料が表示されますが、“ピッタリ”なものに出会えません。そのために…。
 外延量、五二進法、補加法、商分数、定義と性質、垂直と直角、……。 「なんとなく聞いたことはあるけれど人には説明できない」「指導案を書く場面になって意味を調べる」  本書では、そんな分かっているようで分かっていなかった算数用語を分かりやすく解説しています。辞書としてだけでなく、その言葉の意味が授業内で深まるように,授業者の目線で書かれた事例も掲載しており、算数授業の「知っている」が自然と広がる算数の用語集です。索引掲載語は160語!
 48の算数用語を、「数と計算」「図形」「測定・変化と関係」「データの活用」の4領域と「その他」で説明しています。  1項目を、見開き2ページで解説、続く見開き2ページで授業場面・内容と、概要と具体で分かりやすく説明されています。
 指導内容の知識に自信がなくても、指導書が手元にあれば、ある程度の授業はできてしまいます。しかし、その授業に関する知識があると、授業の質は必ず高まります。つまり“「知っている」は授業の武器になる”のです。―― 本書「はじめに」より
 本書を読んで「算数って面白そう」と感じる先生が増えそうです。  若い先生にお薦めの一冊です。
   目次 はじめに chapter 1 「数と計算」の算数用語 chapter 2 「図形」の算数用語 chapter 3 「測定・変化と関係」の算数用語 chapter 4 「データの活用」の算数用語 chapter 5 その他の算数用語 さくいん(索引) 参考文献一覧
台風情報  ◇台風8号(メアリー・MEARI))
台風8号0813。
  ◇気象庁 台風情報   ◇日本気象協会 tenki.jp 台風情報   ◇最新の台風NEWSならウェザーニュース   ◇台風情報 - Yahoo!天気・災害