梅雨入り。 つくで百景(4) (記念誌86)
昨夜から降り出した雨が、しとしとと降り続ける雨天でした。
午前中、気象庁から「中国地方、近畿地方、東海地方、北陸地方が梅雨入りしたとみられる」と発表されました。
東海地方では、平年に比べて8日遅く、昨年に比べると1日遅い梅雨入りとなりました。
発表があったとはいえ、梅雨は“季節現象”で、真夏日や猛暑日など観測値とは異なり、「平均的に5日間程度の“移り変わりの期間”があり」、今日は速報値の“お知らせ”で、後に見直されることがあります。
今年の梅雨は、どのような雨の降り方をするでしょうか。そして、集中豪雨などは…。
いずれにしても、被害の出るような気象でないことを願います。
記念誌『つくで −のぼとけが見つめた80年』(1986年11月発行)からです。
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つくで八景
活力に満ちた田園風景
ひろびろした緑のじゅうたん、照りかえす日差しがまぶしい昼下りの牧場には牛が、のんびりと草をはんでいる。起伏のはげしい小径を散策していると、ゆうゆうと広がる田園風景が目にとびこんでくる。ここは田原の田園地帯。見事に整ったほ場が、作手の活力を象徴しているようだ。菅沼や清岳地区には、ポットマムやホクシャなど、花き栽培や野菜栽培の園芸ハウスが点々と散在する。仕事に精を出す人びとの顔は明るくほころんでいる。まさに作手は未来に向って躍動感あふれる村だ。 ********
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【関連】
◇令和4年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)(気象庁)