つくで百景(3) (記念誌86)
晴れの天候でしたが、あまり陽射しを感じることのない日でした。
政府が、新型コロナウイルス対策として「屋外で人との距離を十分に保てるならばマスクは不要」などマスクの着用に関する“見解”が出されました。
あなたは、マスクを外していますか。
昨日の東奥日報のコラムは、マスクの話題でした。そのなかで、100年前の事情を知ろうと菊池寛の『マスク』を手に取ったと書かれていました。検索すると青空文庫に収録されており、読んでみました。
マスクを外した日常、どう感じるのだろう…。ふと、そして、いろいろ思いました。
記念誌『つくで −のぼとけが見つめた80年』(1986年11月発行)からです。
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つくで八景
“三河”の地名発祥地
幼いころ、よく遊びに出かけた鎖守の森、遠足や行楽を楽しんだ巴山。ここに鎮座する白髭神社には、雨乞い、家内安全、合格、商売繁盛を祈願する信者の姿がたえない。この地はまた、豊川、男川、矢作川の三川の分水嶺で、“三河”の地名発祥地として有名である。社の脇の三角碑は平安の歌人藤原定家の父俊成の作と伝えられ、それぞれ三川に面して歌が刻まれている。これより2km東の清岳地内には、豊川水系巴川と矢作川水系巴川の分水点がある。 ********
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【関連】
◇1(1-2) 三方にそそぐ川 (わたしたちの村つくで 改訂版)(2021/10/05 掲載)
◇分水点 (作手の名勝と史跡めぐり)(2021/05/07 掲載)
◇『マスク』 菊池寛(青空文庫)