編集を終えて (わたしたちの村つくで 改訂版)
天気が良く暖かい日になりました。
昨日、“若者のメール事情”について書きましたが、先日のNHK クローズアップ現代で“タテ型コンテンツが大流行”を取り上げていました。
写真や映像は“横長が普通”だと思っていましたが、それは普通ではなく“タテ型の映像”が魅力を増しているようです。
学校からの情報も「メールから新たなものへ…」、写真や映像は「横長から縦長(タテ型)へ…」と、今までのもので十分なのか気になりました。
検討されているでしょうか。
これまで郷土読本『わたしたちの村つくで』(2004新改訂版発行)から記事を紹介してきましたが、今日の「編集を終えて」が最終です。
これまでの記事は〈タグ「新わたしたちの村」〉から読むことができます。
また、改訂前の副読本の記事は〈タグ「わたしたちの村」〉で読むことができます。
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「編集を終えて」
この本は,小学校社会科の副読本として,作手村を学習するときに役立つように作られています。副読本は,平成7年に改訂発行されていますが,みなさんが使いやすいようにと,内容や体裁をすべて新しくしました。オールカラーで見やすく,文章も分かりやすい表現になっています。作手村を調べるとき,知りたいことの多くが分かるはずです。
しかし,この本には,書ききれなかったこともたくさんあります。知りたいことが分からなかったときは,みなさんの足で歩いて,目で見て,耳で聞いてみましょう。自分で確かめ,調べることで,さらに作手村がよくみえてくるものと思います。
作手村は,よごれのない空気や清らかな水の流れ,美しい緑の山々,広い湿原などに恵まれたさわやかな高原にあります。そこではぐくまれるさまざまな命にふれてみましょう。小さな花や虫などにふれて自然の豊かさを感じた時,そして,そこに生きる人の温かさにふれた時,「作手っていいな。」と実感できるはずです。それがふるさとのぬくもりであり,ふるさとのよさだと思います。自分で動いてみましょう。そして,「わたしの作手村」を体いっぱいに感じとってください。
新訂版の編集作業につきましては,大山前編集委員長の後を引き継がせていただきました。社会科や理科,総合的な学習などで活用できるように,内容が構成されています。一つの貴料や写真,一つのことばにも,担当された先生方の思いが込められています。みなさんが手元において,いろいろな学習に生かしてくれることが一番の喜びです。
終わりになりましたが,貴重な資料のご提供,ご協カ,ご指導をいただいた多くの方々,地図づくり等で格別のご尽カをいただいた印刷所の関係者の方々に心から感謝申し上げます。
編集委員長 安形茂樹
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注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。