リカレント教育。 6(5-14) きょうこさんの研究 (わたしたちの村つくで 改訂版)
天気のよい日で、気持ちのよい風の吹く一日でした。
社会人の“学び直し”について考え(学び?)ました。 終戦,その時
昭和20年8月15日のことは,今でもよく覚えているよその日も勤労奉仕で軍馬にやる干し草を刈りに,山へ出かけていてね。干し草は学校で作って供出するようになっていたんだ。夏休みなんて,作業ばかりでほとんどなかったよ。
昼すぎに,みんな玄関前に集合して,校長先生から「日本は負けた。」と聞かされたんだ。校長先生は,涙を流されていたよ。ラジオ放迭で天皇陛下のお声をはじめて聞き,とても悲しかったことを覚えているよ。これからどうなるのか,とても心配だったよ。何しろアメリカはおにだと聞かされていたからね。
(田代 竹下正治さん) ********
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注2)郷土副読本は,小学3,4年生に向けて「ふりがな・るび」がたくさん付いていますが,掲載にあたっては省いています。
注3)多くの写真や図版が載っていますが,すべてを紹介(掲載)していません。ご了承ください。
リカレント教育とは「生涯を通じて学び続けていくこと」。学校を卒業して仕事に就いても学ぶことを止めず、仕事と交互に教育を受けていくことが望ましいとされています。 今の時代に求められる知識・スキルにアップデートします。スキルアップはもちろん、今後のキャリア形成にも役立ちます。これからの働き方を考え、キャリアを作っていくとき、“これまでのアドバイス(古い考え)”は役に立たないことが多くなっていそうです。 “不確かな時代”を、どう生きていくか…。 郷土読本『わたしたちの村 つくで』(2004新改訂版発行)の「6 作手村のうつりかわり」からです。 ******** 5 明治から平成へ 戦後の作手村 きょうこさんの研究 −大きく変わった学校− きょうこさんは,戦争が終わるころからの学校や子どもの様子を聞いてみました。学校では新しい教育が始まり,それまでと大きく変わりました。