集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『毎日がつまらない君へ』(佐藤慧・著)

花0220。 天気は良かったですが,自動車を怖いほど揺らす強い風が吹く日でした。  先週,学校の先生と話をしていて,オリンピックの話題になりました。  スノーボード競技で「トリプルコーク1440」という大技がありました。この技は「トリプル」+「コーク」+「1440」が組み合わさっています。  それを小学校英語算数・数学で,学習のきっかけ(動機付け)や広がり(発展)に活かせそうです。  いかがでしょう。  児童書コーナーに“10分後に自分の世界が広がる手紙”シリーズの本が並んでいました。その一冊『10分後に自分の世界が広がる手紙:毎日がつまらない君へ』(東洋館出版社・刊)です。  世界が広がるかどうかよりも,「この本を10分で読むのは難しそうだけど…」と突っ込みを入れて読み始めました。  やっぱり10分では読めませんでしたが…。  最初に,海外で撮られた写真が載っています。フォトジャーナリストならではの“記録”のようです。続く話は…。
 これまで訪れた国は、40か国以上。そこで出会った人たちがぼくに教えてくれたこと  もしかしたら君は、なんとなく毎日が「つまらない」と思っているかもしれません。  同じことのくり返しや、したくもない宿題。  「あれをするな、これをするな」と言われたり、将来の夢もなかなか見つからない。  そんな君に、ぼくがこれまで見つけてきた「宝物」をしょうかいしたいと思います。  「こんなものが宝物なの」?と、君は思うかもしれません。  それでいいんです。  でも、君の「宝物」を見つけるヒントには、なると思うんだ。
 著者が教えてもらったこと7話を語ります。  1話のチルフィアさんは…  2話のおじいさんは…  3話のアントニオさんは…  4話のハニーちゃんは…  5話のジョージさんは…  6話のしゃもじは…  7話のは…  「あなた」そして「君」に伝わったことが,何か変化を…。  読書メモより
○ 「自然のリズムと呼吸を合わせれば,人間はいつまでも,森戸いっしょに生きていけるよ」と,チルフィアさんは,地域の学校で子どもたちに教えています。 ○ そしてbのくは気づいたのです。アントニオさんは,なにもしていないのではなく,全部を感じていたのだと。 ○ 「なんかこわいな」「めんどうだな」「どうせ自分には,なにもできないよ……」。そんな心の中のかべが,世界を小さく,息苦しいものにしてしまうのだというのです。 ○ 悲しみを不定するのではなく,そのように受け入れたとき,それだけで大切な人やものに出会えていたことを知り,その思い出もまた,君の人生の,大切な宝物になっていくのだと,ぼくは思います。
   もくじ とりためた写真たち はじめに 未来へ続くピーナッツ おじいさんの100ドル なにもしない時間 かべをこえる凧 がれきの中のスパゲッティ ぶさいくなしゃもじ 父のなみだ
【関連】   ◇佐藤慧 Dialogue for People (@KeiSatoJapan)Twitter)   ◇Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)   ◇認定NPO法人 Dialogue for People(D4P) (@dialogue4ppl)Twitter