一般質問。『学校にいくのは、なんのため?』(稲葉茂勝・著)
気持ちの良い風の吹く晴れた一日でした。
日中,ケーブルテレビで議会定例会の一般質問が中継されていました。
資料作成を続けながら,横目で見ていました。
質疑通告された内容について,「○○についてお伺いし…。」と。
その答弁書で,「ご理解をいただきたいと…。」と。
○○も,これまでのこと(取り組み?)に終始し,“明日への希望”に繋がる施策は明言されませんでした。(施策はないのかな?)
緊急事態宣言での外出自粛を経験し,それに続く“新しい生活様式”となっていますが,見ていた議論(? ×論議)には“変化”は感じられませんでした。残念。
学校が再開され,子供達が楽しそうに嬉しそうに登校しています。
なかには,お子さんが「なんで学校に行くの?」「学校に行きたくない」と口にして,答えに困ったことがあったかもしれません。
この図書『学校にいくのは、なんのため?:読み・書き・計算と学ぶ態度を身につけよう (シリーズ・「変わる! キャリア教育」)』(ミネルヴァ書房・刊)の題名に,その“答え”を期待し…。
シリーズ・「変わる! キャリア教育」として3冊が発刊され,その1冊目です。
◇『「仕事」と「職業」はどうちがうの?』
◇『どうして仕事をしなければならないの?』
子供達に,キャリア教育の観点から語りかけています。 Terakoya (寺子屋 terako-ya, literally temple schools, private elementary schools) were private educational institutions that taught writing and reading to the children of Japanese commoners during the Edo period.
「キャリア教育とは、一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」(文部科学省)先の“答え”を探しながら読みましたが,ストレートに伝わってくる言葉は見つけられませんでしたが,「仕事に就くこと,働くこと,社会で生きていくこと…」を学び,考えていくことの大切さを述べていました。 題名にもある「読み・書き・そろばん」の3Rが大切としつつ,最低限必要なことが「読み・書き・パソコン」となり,さらに「読み・書き・パソコン・英語」と変わっていくことを述べています。 そして,今後は「読み・書き・パソコン・英語・ICT」に変化していくとしています。 絵本サイズでページ数も少ない図書ですが,内容がぎっしり詰まった図書です。 学校の図書館で探してみませんか。
もくじ はじめに 1 これだけは知っておきたい「変わるキャリア教育」 2 「読み・書き・そろばん」って? 3 日本では学校にいかないとどうなる? 4 「読み・書き・そろばん」の能力だけではだめ! 5 学校で養うのは「態度」! 6 学校と社会について考えてみよう 7 就職するってどういうこと? 8 自分の将来を設計するには? 用語解説 さくいん【関連】 ◇キャリア教育(文部科学省) 【おまけ;寺子屋の授業風景】