「元気!」。作手の弓道(2)(続 つくで百話)
気温の低い朝でしたが,天気が良く青空が綺麗な日でした。
ニュースを“新型コロナウイルス”に関する話題が占めるようになって,どれくらい経ったでしょうか。別の話題がトップになるのは,まだ先のようです。
かなり前ですが,こころ元気研究所所長の鎌田敏氏が講演で『元気父ちゃん,元気母ちゃんになるための七か条』を紹介していました。
講演の頃と状況は大きく異なりますが,元気なお父さん,お母さんが,家庭を明るくし,子供達を元気にするのではないかと思います。
項目だけですが,紹介します。
■その壱「父ちゃん,母ちゃんは,自らの歩むべき人生を自覚すべし」 ■その弐「父ちゃん,母ちゃんは,日常の明るい出来事を子供に語るべし」 ■その参「父ちゃん,母ちゃんは,あいさつを毎日し,はきものをきちんとそろえ,出した椅子はきちんと机にもどすべし」 ■その四「ことば,声,態度がコミュニケーションの基本であり,聞くではなく,聴くことからはじまると心得るべし」 ■その五「ガッツポーズが元気の源と心得るべし」 ■その六「何事も(−)で終えず,(+)で終えるべしと心得るべし」 ■その七「元気父ちゃん,元気母ちゃんは,家庭だけでなく,地域を,そして日本を元気にする存在なんだと自覚すべし」食卓の話題が「その弐」になっていますか。子供に「7か条の姿」を見せていますか。 この講演の最後は,『径寸十枚非是國寶 照于一隅此則國寶』(径寸十枚,是れ国宝にあらず,一隅を照す,此れ則ち国宝なり)の言葉でした。そして,「ありがとう」を言うことはもちろんだが,「ありがとう」と言われる生き方をしたいと話を終えられました。 『続 つくで百話』(1972・昭和47年11月 発行)の「作手の弓道」の項からです。 ******** 作手の弓道 就御弓御指南条々 一、前後被仰渡候通聊 他言仕間敷候事 一、至而重者為相覚申 談間敷候事 一、対師疎畧仕間敷候事 右之条々於相背者 八幡大菩薩熊野権現愛 宕大地蔵現三嶋大明 神北野天神加茂春日大 明神惣而日本国中大小 祇殊氏神御罰可蒙罷者 也仍而前後如件 安永二癸巳年五月 上の写真は門人名鑑の前文であります。 入門するものは,このように厳しい誓詞を交わしたものと思われます。 ここに並べてある四巻は 印西弓道門人名鑑 印西弓道系図 印西目歌 印西射法 であります。 ******** 注)これまでの記事は〈タグ「続つくで百話」〉で 注)『つくで百話』の記事は〈タグ「つくで百話」〉で 【関連】 ◇鎌田 敏(Facebook) ◇こころ元気研究所 鎌田敏