集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『知識を操る超読書術』(DaiGo・著)

花0220。 朝,霜が降りて,景色が白く見えました。日中は,天気がよく暖かくなりましrた。建物に入ったとき,暖房が暑く感じることもありました。  先日,「ASMRが話題になっている。」という話を聞きました。  ASMRAutonomous Sensory Meridian Response),ご存知ですか。  最近,再びテレビ番組で見るようになったメンタリスト DaiGoの本『知識を操る超読書術』(かんき出版・刊)があり,どんな内容だろうと興味をもって手にしました。  表紙は,本の詰まった書棚の前でソファーに座るDaiGo氏が,本を手に“あの目”で見つめています。  この本は,
○マンガや小説なら最後まで読めるけど,他の本は集中力が続かず,読み切れない ○読んでも内容が頭に入らない。翌日には忘れてしまう ○人より読書量は多いはずなのに,読んだ内容を人にうまく説明できない
という人たちに向けて書かれています。  自分がこの本を手にしたは,DaiGo氏の本だから…。不味かったかな…。
 速読よりも熟読を、良書よりも悪書を、新刊よりも古典を…「知識の最大化」を人生のテーマを掲げ、毎日10〜20冊の本を読む、著者の読み方を徹底解説!  本書のテクニックを学べば、モチベーション、集中力、記憶力、理解力、アウトプット力…、いつもの読書の質が上がります!
 本書の読書術は,ビジネス書,実用書などで活かせます。同じ読書でも,“小説を愉しむ”のには合わないでしょう。  第1章に「いい本は教科書として読み,ダメな本は問題集として使う」の項があります。  本を「いい」「ダメ」とするのは読者(個人)の嗜好ですが,ダメな本は読むのを止めてしまいます。それを“問題集とする”のは,そういう読み方があるのかとの気づきでした。  読書の準備段階でのコツに,
メンタルマップ ○キュリオシティギャップ ○セルフテスト
の3つを挙げています。内容は本書で見ていただくことにし,備忘録としてセルフテストの10項目を掲載。
○十分な時間とモチベーションが足りない ○集中力の維持ができない ○読むスピードかなかなか速くならない ○ポキャブラリー不足 ○本のどの部分に集中すべきか選べない ○新しい理論,細かい情報を理解できない ○メインのポイントと議論のポイントがつかめない ○エビデンスの価値が測れない ○本の内容を理解するための背景知識や経験がない ○馴染みのない分野である
 この10項目から「ストレスゼロの読書」を実践する対策を紹介しています。  また,第3章で「理解力と記憶力を高める5つの読み方」を紹介しており,この5つを真似していくと,これまでとは違う本の楽しみ方ができそうです。
○読む前と後 「予測」読み ○読みながら 「視覚化」読み ○読みながら 「つなげ」読み ○読みながら 「要するに」読み ○読んだ後 「しつもん」読み
 お試しあれ。  表紙は暗い感じですが,紙面では背景や図が水色で,太字(ゴシック)部分には水色ライン(マーカー)がされています。この装丁に,メンタリストとしての仕掛けがあるのかも…。  “本が読めない”と言われる方が本書を読み切れるのかどうか不安ですが,まず「まえがき」(11ページ)を読んでください。  そこでジャンプし,読書術を試してみましょう。新しい読み方で読書が楽しくなることでしょう。
   もくじ まえがき 第1章 読書にまつわる3つのフェイク  非科学的な読書術をぶった斬る 第2章 読書の質を高める3つの準備  読書で結果を出せないのは、脳と感情の操り方を知らないからだ 第3章 理解力と記憶力を高める5つの読み方  難しい本でも何度も読み直すことがなくなる 第4章 知識を自在に操る3つのアウトプット 本書で紹介した本
【関連】   ◇メンタリストDaiGo (@Mentalist_DaiGo)Twitter)   ◇メンタリスト DaiGoYouTube