集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

古い話ですが「阿久悠氏の詞『愛よ急げ』」のこと

福寿草0208。 晴れた天気の良い日でしたが,冷たい風が吹き,“冬”を感じる一日でした。  暖冬で,屋外に凍結や雪のようすは見られませんが,立春を過ぎ“いつものように芽を出した草花”が目立ってきました。  福寿草に黄色が目立つようになり,蕗の薹が開いてきています。  季節は。  2011年,東日本大震災の後,2007年に亡くなった阿久悠氏の遺作『愛よ急げ』に,南こうせつ氏が曲を付けたというニュースがありました。記憶にありますか。  阿久悠氏は,歌謡曲,演歌,アニメソング,CMソングなど幅広いジャンルで多くのヒット曲があり,5,000曲以上の曲を作詞してみえます。  有名作詞家の遺作が,2011年まで眠っていました。
「阿久さんはこの震災を知らないのに、不思議なんだよね」  《はるか彼方(かなた) 地平の果てに 愛に目覚めた人がいて かたちある愛 かたちない愛 ともに誰かに運びたくて》 「ボランティアや自衛隊の人たちに、歌いかければ力になるかなと、すぐ曲を書きましたよ」
  この曲は,南こうせつ氏が被災地の中高生とともに歌って,広がっていきました。  先月の阪神淡路大震災,来月の東日本大震災と,防災や命,生きることを考える機会の多い時期,改めて,この詞から考えてみたいと思います。  南氏が,被災地の子供達と歌ったようすがYouTubeで見られます。
 その他にも。    ◇愛よ急げ(南こうせつ・仙台三桜高等学校合唱部)YouTube) 【関連】   ◇南こうせつ公式サイト   ◇阿久悠オフィシャル・ウェブサイト あんでぱんだん歌詞    『愛よ急げ』  作詞:阿久悠/作曲:南こうせつ/編曲:南こうせつ はるか彼方 地平の果てに 愛に目覚めた人がいて かたちある愛 かたちない愛 ともに誰かに運びたくて 愛よ 急げよ 待つ人のもとへ 風になり 鳥になり 雲になり 急いで走れよ 丸い地球を 丸く走って 丸い心が いま届けられる 雨も降れば嵐も起る 夜の暗さも 気にかかる 愛を両掌(て)に そっと包んで 愛の香りを渡したくて 愛よ 急げよ 待つ人は近い 美しく 健やかに ひたむきに 信じて走れよ 丸い地球を 丸く走って 丸い心が いま届けられる ラララ… ラララ… 愛よ 急げよ 光あるうちに 風になり 鳥になり 雲になり 急いで走れよ 丸い地球を 丸く走って 丸い心が いま届けられる 丸い地球を 丸く走って 丸い心が いま届けられる *****