『答えより問いを探して』(高橋源一郎・著)
曇りの日でした。昼頃に日差しが出て,このまま晴れるかと思いましたが,すぐに空を雲がおおってしまいました。
そして,夕方になって雨が降ってきました。今日は「曇り時々晴れ,のち雨」と記録するのかな。
大型で強い台風19号(ハギビス)が,週半ばには猛烈な勢力となって日本の南に達すると予想されています。
さらに,勢力が衰えることなく北上し,週末3連休に影響の出るおそれが高まっています。
今後の気象・台風情報に気をつけて,早めの備えをしておきたいと思います。
図書館の書架で,黄色い地に黒いタイトルとイラストの“目立った表紙”が気になりました。
サブタイトルに「17歳の特別教室」とあり,高校生・若者に向けたもののようです。『答えより問いを探して 17歳の特別教室』(講談社・刊)を読みました。
「17歳の特別教室」は,「大人前夜のきみたちへ。学校では教えてくれない本物の知恵を伝える白熱授業。」の内容で,現代を生き抜くうえで必要な知恵を,作家・哲学者・宗教家・歴史学者などの6人が,現役高校生を相手に“特別授業”を行い,それが書籍化されたもののようです。
各分野の第一線で長年活躍されてきた方には、きっと次の世代に伝えたい知恵やメッセージがあるはずです。それを特別授業という形で披露していただこう、という試みです。 今回授業をお願いした6人は、皆さんご自分だけの世界と言葉を持たれています。私たちが授業を聞いてみたい、と心から思える方ばかり。大人が読んでも面白い、これまでにない教養叢書を目指しました。(講談社・見田葉子さん)本書と『人生のサバイバル力』(佐藤 優・著)が同時に発売され,3冊目の『97歳の悩み相談』(瀬戸内寂聴・著)も発行されているようです。 本書は,きのくに国際高等専修学校で行われた2日間の特別授業がまとめられています。
さて,まず決めなければいけないのは,名前です。どんなことでも,まず,名前をつけることから始めるものです。(略) あなたたちと始めるこの授業にも名前が必要です。として付けられた2日間の授業の名前が「5と4分の3時間目の授業」です。 はて…? そして,授業にはサブタイトルもあります。「答えより問いを探して」でした。本書の題名は授業のサブタイトルからきていました。 高橋氏から生徒に「問い」が出され,そこから「考えること」,続けて「先生」について“示され”ます。 その「先生」は…。 2日目の文章を書くなかで,生徒にさせてきたことを「渋谷109方式」と説明しました。 この方式は…。 生徒と一緒に考え,楽しみました。 本書やシリーズで,生徒と一緒に特別授業を受けませんか。
目次 ぼくはこんな授業をやってみたかったんだ 1日目・たぶん、読んじゃいなよ! 2日目・なんとなく、書いちゃいなよ!【関連】 ◇高橋源一郎 (@takagengen)(Twitter) ◇きのくに子どもの村学園 ◇きのくに国際高等専修学校 【関連;17歳の特別教室シリーズ】 ◇『答えより問いを探して 17歳の特別教室』(高橋源一郎・著) ◇『人生のサバイバル力 17歳の特別教室』(佐藤 優・著) ◇『97歳の悩み相談 17歳の特別教室』(瀬戸内寂聴・著) ◇『哲学人生問答』(岸見一郎・著) ◇『語彙力は人生力(仮)』(京極夏彦・著) ◇『歴史の役立て方(仮)』(磯田道史・著) 【台風情報】 ◇日本気象協会 tenki.jp 台風情報 ◇最新の台風NEWSならウェザーニュース ◇hicbc.com:CBC気象情報