草刈作業。「お経石」(つくで百話)
雨予報でしたが,午後には曇り空から日差しも感じる日でした。
今日は,地区の保全会の草刈作業でした。
休耕田で伸び放題になっている草や茅を刈りました。蒸し暑いなか,一人では早々に音をあげてしまいそうな作業ですが,予定より広い場所を刈ることができました。
みなさん,お疲れさまでした。
『つくで百話』(1972・昭和47年 発行)の「文化財と信心」から紹介です。
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お経石
大和田の慶雲寺の境内から五〇メートルくらい西北方に離れたところに畳一枚くらいの黒っぽい岩石があります。今から三〇〇年くらい前に慶雲寺が全焼した時に,数々の什宝も位牌,過去帳な々ど,すべて焼失しましたが大般若経六百巻は,この岩石の上に持ち出したので焼けのこりました。自後この岩石をお経石と呼ぶことになりました。
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【おまけ】
ちょっと思い出した詩。
学校のオアシス (曽我貢誠) オは,おはよう アは,ありがとう シは,失礼します スは,すみません 砂漠のオアシス みんながほっとする 水のあるところ 学校のオアシス みんながほっとする 言葉があるところ 朝,友だちに会って 「おはよう」 鉛筆を拾ってもらって 「ありがとう」 職員室に入って 「失礼します」 宿題忘れて 「すみません」 あなたの やさしい一言で 学校に広がる 言葉のオアシス