「はきものをそろえる」

　朝，雨が降っていましたが，予報より早く昼前に止みました。ときどき雲の切れ間から日差しもありました。 　でも，午後になって細かな雨が降りました。ミストのような雨でした。 　子供達のようすを見ていた地域の方が，「しつけ（躾）」の話をされていました。 　「最近の親は…。」というのは簡単ですが，それでは子供がかわいそうです。 　地域で育つ子供に，大人として，地域に暮らす者として，できることがありそうです。

　　　　「はきものをそろえる」 　　　　　　　　　　藤本 幸邦 和尚 はきものをそろえると　心もそろう 心がそろうと　はきものもそろう ぬぐときに　そろえておくと はくときに　心がみだれない だれかが　みだしておいたら だまって　そろえておいてあげよう そうすればきっと 世界中の人の心も そろうでしょう

【おまけ】 　明日，当地の中学校は卒業式です。 　卒業生に向け，いろいろな言葉が贈られることでしょう。 　そして，教室の連絡黒板は，どんな言葉が…。 　卒業おめでとう！

　　　「明日」 　　　　　新美 南吉 花園みたいにまっている。 祭みたいにまっている。 明日がみんなをまっている。 草の芽 あめ牛、てんと虫。 明日はみんなをまっている。 明日はさなぎが蝶になる。 明日はつぼみが花になる。 明日は卵がひなになる。 明日はみんなをまっている。 泉のようにわいている。 らんぷのように点（とも）ってる。