集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「べんりになったいど水」《生活の移り変わり 18》

蝋梅0126。 “寒〜〜い一日”でした。朝,晴れていましたが,田や畑には“白いもの”があり,日中には“細かな雪”ことがありました。  天気予報やニュースが,「日本海側の広い範囲を中心に大雪となり、太平洋側の平野部でも積雪となる見込み。路面凍結に注意…。」と警戒を呼びかけています。  東北(岩手沖)や九州(熊本)で“強い地震”がありました。  自然の変化に意識をおきながら,暖かく過ごしたいと思います。  午後,つくで交流館で,施設利用団体や地域の活動団体が参加しての情報交換会がありました。  積極的に活動されていますが,それぞれの活動状況などを知る機会はありませんでした。  次年度の活動計画が決定される前に,内容や日程の重なりをさけたり,新たな活動を考える機会にと設定されました。  多くの団体が参加し,情報交換ができました。  また,つくで交流館の利用について支援する動きも生まれました。  これからが楽しみになる情報交換会でした。ありがとうございました。  文集「こうやまき」から,「生活の移り変わり」の一話です。 ********    『べんりになったいど水』 (文・協和小1年 男子)  おばあさんの 小さいころは 水を 川から バケツで くんだそうです。おばあさんは がっこうから かえると まいにち ふろを くむのが しごと だった そうです。むかしの 人は みんな そうだったと はなして くれました。けれど,おばあさんが たしろに よめいりして きて,すこしたつと いどを ほって つるべと いって たけざおの 先に,小さな おけを つけたもので 水を くむように なった そうです。  それから おとうさんが 生まれた ころには 手おし ポンプと いうもので いえの 中に いて おふろや おかってばに 水が くめるように なりました。また,でんきが ひけて モーターポンプと いうものが できて きて ぼくの いえでは 二十年ぐらい まえに モーターポンプを つけた そうです。おばあさんは いまは さむい ときでも 雨ふりでも しごとに つかれた ときでも あるかずに らくに 水が つかえるように なって ほんとうに べんりに なったと いって くれました。 ********  大切な水が,“楽”に使えるのは,とても幸せなことです。その幸せを強く感じる“昔の話”です。