『東大教授がおしえる やばい日本史』(本郷和人・著)
朝,「雪が積もっているかな…。」と心配して外を見ましたが,雪はなく,空は晴れていました。
北海道から東北,北陸と日本海側を中心に“大雪”のところもあるようですが,当地は“いつもの雪”はありません。生活や移動には助かりますが,夏場の水不足が心配です。
何事も“ほどほどに普通”がよさそうです。
木々の枝先が“赤っぽく”見えるようになってきました。春が近づいているのを感じます。
まだ寒い日が続きますが,次への準備を始める頃です。
“話題になっている”らしい東大教授がおしえる やばい日本史が図書室にあり,借りました。
“読みました”と言えないのは,表紙も“にぎやか”ですが,本のなかも“にぎやか”でした。
「はじめに」に続く,「歴史は人でできている」のページでは,
日本の王様になるわ【卑弥呼】 そろそろ江戸時代を終わらせるぜよ【坂本龍馬】と“にぎやか”に,本書に登場する人の言葉が散らばっています。 各章は,ざっくり“歴史の流れ”を見開きで述べ,次に「この時代のざっくりマンガ解説」,「この時代のざっくり人物相関図」があり,“人”について述べられていきます。 全5章で登場するのは38人。 出版社の説明に,
人物を知れば、日本の歴史がざっくりわかる! 聖徳太子、紫式部、織田信長、徳川家康、坂本竜馬…… 日本の歴史を作った「すごい」人は、同じくらい「やばい」人だった! 歴史の「表」と「裏」がわかると、おもしろいほど流れがわかり、日本史が好きになる。 実際はゆるく大雑把な紹介本でした。ただ紹介されていた各エピソードはおもしろく、この取っかかりから歴史に興味が湧くならいいのかも。と。 この“歴史観”についていけるか。 この“人”を受け入れられるか。 読むか読まないかは,あなた次第。 いずれにしても,歴史の見方が変わる一冊です。
もくじ はじめに 歴史は人でできている 第1章 天皇の時代 第2章 貴族たちの時代 第3章 武士の時代 第4章 徳川家の時代 第5章 庶民の時代 こんな本もおすすめ【関連】 ◇特設サイト 東大教授がおしえる やばい日本史(ダイヤモンド社) ◇本郷和人の日本史ナナメ読み(産経ニュース) 【備忘録】 大阪国際女子マラソンは,ファツマ・サドさん(エチオピア)が優勝。2位は小原怜さん(天満屋)。 マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)は,9月15日開催予定。 ◇マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)(日本陸上競技連盟)