「むかしの電気のようす」《生活の移り変わり 16》
強めの風が吹きましたが,日差しがあって“過ごしやすい”冬の日でした。
週が明けても,インフルエンザ流行の勢いは増しているようです。
みなさん,うがい・手洗い・顔洗いの励行を! そして休養を!
文集「こうやまき」から,「生活の移り変わり」の一話です。
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『むかしの電気のようす』 (文・協和小3年 男子)
むかしは,電気がないので夜になると,せきゆをカンテラについで,電気のかわりに,ともしたそうです。
そのあかりで,おばあさんたちは,あしたの仕事に,はいていくたびをつくろったり,ぞうりをつくったりして,夜もはたらいたそうです。カンテラのしんはほそく,ランプのしんは太いので,とてもランプをつけた時はあかるく感じたそうです。でも家の中にあかりは,一つおばあさんたちのそばにあるだけなので,みんないっしょの所に集まって,子どもは,べんきょうをするし,おとなは,ぞうりを作る人,なわをなう人,それぞれのしごとをしたそうです。
ぼくたちは,少しのていでんでもくらくて,なにもできないので,こまってしまうのに,むかしの人は,よくはたらいたと思います。今でのおとなの人は,夜おしごとなどしないで,子どもといっしょにテレビを見ます。
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昨年の台風では,大規模な停電が起きました。当地では,数日間にわたる停電となりました。
“電気の便利さ”を実感しましたが,「明りのない暗闇」は“発見”もありました。
ランプ一つでの生活を想像するのは難しいですが,今とは違う“愉しさ”があったように思います。
【備忘録】
大分県杵築市立図書館が導入している預金通帳型の「読書の記録」サービスのことをネットで知りました。
Twitterを中心に話題となっているようです。
◇預金通帳型の「読書の記録」導入 大分・杵築市立図書館(毎日新聞)