集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「生活のうつりかわり」《生活の移り変わり 14》

 鎮魂の日。
鎮魂0116。
 合掌
 文集「こうやまき」から,「生活の移り変わり」の一話です。 ********    『生活のうつりかわり』 (文・開成小3年 女子)  私たちは,今社会科で,くらしのうつりかわりというところを勉強しています。それで,今日は,おばあちゃんに聞いたことを書くことにしました。  私は,おばあちゃんに,くらしで かわってきたことを,春,夏,秋,冬どんなしごとをしていたか,夜ねるまでどんなことをしていたか,などを中心に聞きました。  私のおばあちゃんは,今年六八ですから,約七十年前のくらしです。  「昔はなあー,暗くなるとカンテラやランプを使っただやれ。大人はランプの下でなわをなったり,わらぞうりを作ったり,かやをあんだりしただやれ。子どもはちったあ,かやをあんだりしただが,大体がカンテラの下で勉強しただよ。」といいました。  また,「冬から春はもやをひろったり,炭をやいたりしただやれ。春んなると,びっちゅうでなあ,田をうった。夏は,夏じゅう田草とりだった。」といいました。  私が、  「それじゃあ,今とくらべて何が一番ちがっとる。」と聞いたら,  「そりゃあ,電気やガスさ。」といいました。  そのほかおばあちゃんは,おまつりのこと,着物のこと,おぼんのこと,遠くへ行く時のことなどを話してくれました。  私は,おばあちゃんの話をきいて,今の子のほうがしあわせだと思います。 ********