小正月でした。
鎮魂の日。 合掌
正月15日は,「小正月」です。 7日までの松の内を「大正月」と呼び,15日を「小正月」と言います。松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で,「女正月」という地方もあります。 以前紹介した『「おばあさんから聞いた昔の正月」《村の行事 17》』(2018/10/30)では,
正月15日は,「小正月」です。 7日までの松の内を「大正月」と呼び,15日を「小正月」と言います。松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で,「女正月」という地方もあります。 以前紹介した『「おばあさんから聞いた昔の正月」《村の行事 17》』(2018/10/30)では,
旧の一月十五,十六日の二日間をもちい正月といって,十四日に山からとってきた「すの木(ならの木)」をわってその切り口に十二月とすみで書いて,「おにゅう木」を作って,おそなえもちといっしょに神様や仏様にあげます。(略) 旧の十五日の朝早くもちいの年をとります。この年とりがおそくなると田畑の仕事がおくれるといったそうです。この年とりがすんでからは, ○かみをとくと,もみまきの時にもみがまじる。 ○針をつかうと,虫がさす。 ○せんたくすると,もみがとんでしまう。 ○菜のような青物を食べると,田に草がはえる。 といろいろ言われ,旧の十六日の朝,あづきのおかゆを食べるまで,これらの事は守らなければならなかったそうです。と紹介していました。 正月15日には,「左義長」「どんと焼き」なども“伝統行事”として行われてきました。 現在の生活のなかでは,こうした伝統(習慣?)を残しているところは少なくなっているでしょう。 慌ただしい現代だからこそ,古の生活習慣(伝統)をなぞってみることで,“ゆったりとした暮らし”が得られるのではないでしょうか。 今日,あなたは“小正月の行事”を行いましたか。