集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

三が日が終わります。

 好天の三が日で,暖かい正月を過ごしました。  たくさんの洗濯物,布団や敷物が,今日の天候で気持ちよく乾き,干すことができました。三が日に使ったものが片付きました。  正月3日は,鳳来寺田楽が奉納される日です。  市内の行事ですが,実際に見たことはありません。
 鳳来寺田楽は農民生活、修験、薬師如来信仰などと結びついて、室町時代に今日演じられるような形態が生まれたと言われている。この田楽はお寺が田楽衆に扶持を与えて行われる寺田楽であること、またその内容も単に五穀豊穣を願う田遊びの行事のみでなく、悪霊退散、災難滅除、一家安穏、さらに天下泰平、国家万民のための祈願とまで拡大されていることに特色がある。田楽は 24 の演目が行われ、天狗、獅子舞、稚児の舞、祈願の舞などが披露される。新城市ホームページより)
正月0103。SNSに掲載されていた写真を借用しました。   ありがとうございます。
 また,この時期,“ほくせつ”(北設楽郡)では花祭が行われています。
 「テーホヘ テホヘ」と夜を徹して繰り広げられる花祭は、鎌倉時代末期から室町時代にかけて、熊野の山伏や加賀白山の聖によってこの地に伝えられたと言われています。  数百年にわたる花祭の伝承を支えてきたのは、祭りに携わる地域の人々の、素朴でしかも、強固な信仰心であり、地域共同体としてのムラを挙げてのエネルギーです。人々は花祭を通し、八百万の神を勧請し所願成就、厄難除け、生まれ清まりを祈願します。  昭和51年(1976年)に国の重要無形民俗文化財に指定され毎年11月上旬から3月上旬にかけて町内11ヶ所で約40数種の舞を夜を徹し盛大に行われています。  その形態は多様ですが、拍子や舞式等の違いから、大きく「大入系」と「振草系」に分けられますが、「小林」のように両系統と趣が異なる地区もあります。  また、明治初期に行われた廃仏毀釈は、花祭にも大きな影響を与えました。東栄町ホームページより)
 正月に伝統伝統芸能に触れましたか。 【関連】   ◇東栄町 花祭東栄町役)   ◇奥三河の花祭(愛知県地域振興部地域政策課山村振興室)