集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

仕事始め。『日本の大和言葉を美しく話す』(高橋こうじ・著)

蕗の薹0104。 年末年始の休みが終わり,「今日が仕事始め」という方も多いのではないでしょうか。  その一方で,「1日出勤してまた休みより,そのまま休日。」と,6日まで休業という企業もありますし,“有給休暇推奨日”として休みを取らせている事業所も多いようです。  もちろん,「年末年始は“書き入れ時”で休みは取れない」という方も多いわけで,おかげで買い物や行楽ができるのです。  みなさん,今日は勤めに出ましたか。  “以前の本”ですが,最近も平積みになって関連本と並んでいることがあります。  それは,『日本の大和言葉を美しく話す―こころが通じる和の表現』(東邦出版・刊)です。  新装版もありました。    ◇『新装版 日本の大和言葉を美しく話す―こころが通じる和の表現―』(東邦出版・刊)  帯には,
 日本には 漢語と外来語,そして 生粋の日本語 「大和言葉」 大きくわけて この三つがあります。  日本人自身が育んできた 知的で優雅な余韻を残す言葉づかいを 身につけてみませんか?
とありました。  「生粋の」「知的」「優雅」…  言葉を味わい,生活を愉しむ,そうした“豊かさ”のヒントが見つかりそうな気がします。  言葉は文化です。  言葉を発する者と,それを受ける者が,“同じ理解”のもとに「文化」となるのだと考えています。  幼い頃,「“ごい”を磨きなさい。」と言われ,何のことか分かりませんでした。  若いとき,「“語彙”が貧しいなあ。」と言われて,恥ずかしく思いました。  「感動した」は便利ですが,
 ぐっと来た感じなら,「胸に迫る」  ずしんと来たなら,「胸を打つ」  じわじわ来たなら,「胸に染みる」
など,いろいろな言い回しを使い分けていたら…。  日々の感覚が変わってくると思います。  漢語や外来語,そして大和言葉を語彙として身につけたいと思います。  新しい年,これまでより多く大和言葉」を使ってみませんか
     目 次 語らい/もてなし/手紙/言挙げ(ことあげ)/言伝(ことづて)/恋/交じらい/装い/住まい/味わい/眺め/学び/遊び/そぞろ歩き/あめつち/生きもの/性(さが)/思い/つとめ/時/魂
【おまけ】  正月に見つけた“謎の人気動画”です。「カタカナ英語」でも十分コミュニケーションがとれそうですが…。マズイかな。  この動画,知ってましたか。