さあ冬休み。言葉(先生へ)
予報が「西から雨になり…。」と伝えていましたが,青空の綺麗な一日でした。
風も弱く,暖かい日になりました。冬が一休みしていました。
今日,当地の小学校・中学校は2学期終業式でした。
つくで交流館に行くと,終業式のようすを見た職員が,「校長先生が,こんな手紙を紹介してた。○○さんからの手紙です。」と,写真を示して話してくれました。
彩色した絵の入った手紙でした。
作手小学校の終業式では,代表から学習したこと・体験したことなどの発表の後,校長先生の話でした。
ふるさと先生として児童に教える郷土歴史家からのお便りを紹介し,そこから「昭和生まれの人に話を聞こう」との冬休みの宿題が出されたそうです。
そのようすをつくで交流館のFacebookが紹介しています。
【関連】 ◇12.21終業式(新城市立作手小学校) ◇タグ『文集「こうやまき」』(集団「Emication」) 【おまけ】 2学期を終えた若い先生に贈ります。
【作手小学校終業式】 作手小学校2学期の終業式が、ホールで行われました。今学期に学んだことや体験したことを、児童たちが発表していました。 校長先生のお話では、「作手の歴史を教えてくれているふるさと先生から、みんなにこんなお手紙が届きました。」と一通のお手紙が読まれました。 学習発表会の感想や児童たちへのお礼の言葉のあと、「私は宇宙人と話はできませんが、江戸時代の人と話したことがあります。子どもの頃に話を聞いたひいじいちゃんが江戸時代の生まれだったから。」という、興味深い内容でした。 挿絵も描かれた素敵なお手紙を紹介した校長先生は、児童たちに 「昭和生まれの、できるだけ昔の人のお話を聞いて、それを書いて3学期に持ってきてください。」 と冬休みの宿題を出しました。 明日から冬休み。年末年始、児童たちはどんな人からどんなお話を聞くことができるでしょうか。楽しい冬休みになりますように。校長先生からの宿題は,このブログで紹介している1970年発行の文集「こうやまき」の「子どもが綴った作手村風土記」に重なってくると思います。 児童が聞き取ってくる「昔の人のお話」が,1970年の子供の文章と繋がり,広がりをもったものになるといいなあと思いました。(写真は,つくで交流館のFBより)
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まず 愛することから始めよう そんなに難しいことではない 真っ直ぐに 目を見つめればいい きっと心を開いてくれる そこから 何かが 生まれる そして 育つ 次に 顔で笑って 心で泣こう 彼らは正直 退屈は 教師の責任 自分の未熟さを 棚から下ろして 毎日 磨いて 自分を責めろ 彼らの今日に “ もう一度” は ない そして 彼らから盗め 若さを 押し込みはだめ もっと陰険に 彼らが後でぞっとするような そう 吸血鬼のように 彼らから若さを吸い盗ろう 明日の生徒たちのために 時には 自分に正直になろう 彼らは繊細で 敏感で そして 僕の心を のぞきたがっている 恥ずかしいが きっと 彼らのやさしさに 触れることができる 彼ら自身も気づいていない やさしさに いつどんな時でも 信じていよう 彼らを 疑うことからは 何も生まれない たとえ裏切られても 信じていよう そうすれば 必ず戻ってくる はにかんだ微笑みが 彼らのもとに 最後に 彼らに 感謝しよう 充実した日々が送れたことを 喜怒哀楽のすべてを 彼らが与えてくれたことに もう一度 愛を込めて 長い人生の中で この広い宇宙で ほんの一時でも 共に過ごせたことへ 謙虚な心で ありがとうと 言おう