文化の日。「おばあさんが子どものころのお正月」《村の行事 18》
“晴れ”と思っていましたが,曇って肌寒い日でした。
今朝は,明日の祭礼のため,幟を立てたり,神社の入口に提灯を吊したりと準備をしました。
“フェスティバル(festival)”ではなく,小さな社の“祀り”ですが,祭礼としての華やかさを感じる日です。
地域の方々の笑顔が楽しみです。
今日は,国民の祝日の一つ「文化の日」です。1948年に制定された「自由と平和を愛し,文化を進める日」です。
そして,今,第72回読書週間(文化の日を中心にした2週間・10月27日〜11月9日)です。今年は『ホッと一息 本と一息』を標語として実施されています。
「文化の秋」を楽しみましょう。
昨日,今日と新城ラリーが開かれています。自宅前を,普段は通らないラリー車が通って行きました。
次のSSでの作戦を練りながら(?)の移動です。
熱戦が繰り広げられています。
文集「こうやまき」から,「村の行事」の一話です。
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『おばあさんが子どものころのお正月』 (文・巴小1年 女子)
お正月をおむかえするために十二月十三日には,
「すすはき。」
といって,うちじゅうの大そうじをしました。
ニ十五日には,山からかどまつをむかえてきて,二十八日になるとおもてへかどまつをたてました。
三十一日になると,いえの中をきよめて,まつかざりやかがみもちをかみさまにおそなえして,うちじゅうそろってとしとりをします。
一月一日のあさは,うちの中をきよめておぞうにをいただきます。一月六日になると、六日のとしとりといって,ごはんをたいて,またとしとりをしたのだそうです。
七日には,七日正月といって,はるの七草をとってきて七草がゆをたいてかみさまをまつりました。そして,まつかざりをとってまつのうちのおわりとしました。
十一日は,おくらびらき,またはおそなえびらきといって,かがみもちをあつめておしるこをつくっていただきました。
十五日になると,こんどはおひゃくしょうのとしとりてす。花だんごやごはんをかれ木のえだにさして,
「ことしもほうさくでありますように」
と,かみさまにおいのりしたのだそうです。
二十日は,お正月さいごのおまつりとして,十五日につくった花だんごをおぞうににして,かみさまをおまつりしたのだそうです。
むかしのお正月は,きゅうでやったから,いまのお正月よりひと月ぐらいおくれて二月のはじめが一月一日になるそうてす。
おばあさんがこどものころは,としとりがたくさんあってよかったなあとおもいます。
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先日の作文にあったようすと合わせ,平成最後の年末,正月うを,このように過ごしてみませんか。
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