集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

授業で「価値づける」のは。

実1027。 朝,まだ小雨が降っていましたが,間もなく雨が上がり,徐々に晴れ間が広がり,良い天気になりました。  出先は気温が上がり,暖かい一日でした。  先週に続いて,子供達が取り組んだ“算数・数学の研究”についての検討を行いました。  小学校低学年から中学生まで,楽しんで読ませていただきました。  「しっかりまとめてある」  「ここに着目するのは凄い」 と感心することがたくさんありました。  ありがとうございました。  昨日,2人の先生と授業について話をしました。  最初の方の授業では,6つのグループが順に行い,どのグループも「○○のバランスが良い。」と,自分たちの“優位性”を訴えていました。  その発表は,「誰に向けたものだったのか」を尋ねると…。  これまでの学習で他のグループの子は知っています。ゲスト向けなら,資料で伝わる内容でした。“しない”方が時間に余裕が生まれそうです。  発表に出てきた○○について,子供達と考えていくことで,“優位性”が「見える化」でき,そこに「主体的な学び」の場が生まれます。  「子供達に考えさせる」「話し合う」ことを,「何」を,「どこ」にするかで,その学びが変わります。  授業で話題にしたことよりも,○○に焦点を当てることで,より「深まり」の生まれただろうとの話をしました。  二人目とは,子供の発表・発言を「褒める」ことについてでした。  Aさんの発言に,先生が「いいねえ」と応え,褒めました。その発言は,確かに「良い発言」でしたし,内容も的確でした。  けれど,それを先生が“価値づけた(価値づけてしまった)”ことに気づいてみえませんでした。  この場面で“褒める”のは,活動・行動であって,その内容を”価値づける”のは,共に学んでいる子供です。  発言の内容は,他の子につなげたり,板書で位置付けたりすることで,子供に気づかせたり,判断させることが肝心なのです。  具体的に,いくつかの場面から考えるなかで“価値づける”ポイントを見出していただけたようです。  授業と指導を考える時間でした。参考になることがあったでしょうか。 【おまけ】  こんな言葉があります。
○ 徹底的に真似して(パクッて),100回目にオリジナルが出る。
 そして,
「TTP」から「TKP」,そして「OKP」へ。   ・TTP … (T)徹底(T)的に(P)パクル   ・TKP … (T)ちょっと(K)変えて(P)パクル   ・OKP … (O)思いっきり(K)変えて(P)パクル
も。