地域意見交換会
朝の空と日差しは「今日は晴れるぞ。」と感じましたが,次第に雲が広がり,小雨が降るような天候になってしまいました。
秋晴れが続いて欲しい。
夜,地域意見交換会が,つくで交流館でありました。
地域の皆さんのご意見をお聞かせください 市政報告・懇談会 本市では、誰もが安心して暮らし続けられるまちづくりに向けて、地域自治区制度の更なる充実を始め、若者や女性が活躍できる社会の実現を目指した「若者議会」「女性議会」の開催などの取り組みを行っています。 中でも、地域のまちづくりに関しては、地域の皆さんが主役です。 今年も地域自治区ごとに、地域にお住いの皆さんと市長が、地域の未来について語り合っていただくことを目的とした「地域意見交換会」を開催します。 皆さんのご意見を反映させるため、多くの方々のご参加をお待ちしています。との呼びかけで,10月16日から11月1日まで市内10会場で行われ,今夜は作手地区が会場でした。 最初に,来年度の作手地域自治区予算事業計画の建議が,代表から市長へ渡されました。 続いて,市長あいさつがあり,そして意見交換でした。 意見交換では,
○ 鳥獣の被害対策について ○ 小学校の英語教育について ○ 災害時の学校からのメール配信(情報発信)について ○ Sバスの停留所について(高校生の通学対策) ○ 防災対策・防災情報について ○ 台風による長期停電時の通信手段について ○ 学校跡地利用(進捗と方針)について ○ 地域の活性化対策について ○ 総合支所と交流館・小学校間の横断についてなどが話題になりました。 意見交換会ごとに,さまざまな話題,そして課題が出てくるでしょうが,市民が元気に安心して暮らせるよう,対応をお願いします。 みなさん,ありがとうございました。 【関連】 ◇地域意見交換会へ参加しましょう!(つくでスマイル) 【雑記】 地域意見交換会の話を聞きながら,ふと「限界集落」の言葉を思い出しました。 「限界集落」については,大野晃氏(長野大学)が1991年に提唱した言葉・考え方です。マスコミ等が使用する場合も,これを基にしています。 以前読んだ資料には,「限界集落」とともに,「存続集落」「準限界集落」「消滅集落」と4つが定義と内容が説明されていました。
○存続集落(55歳未満人口比50%以上) 後継ぎが確保されており,共同体の機能を次世代に受け継いでいける状態 ○準限界集落(55歳以上人口比50%以上) 現在は共同体の機能を維持しているが,後継ぎの確保が難しくなっており,限界集落の予備軍となっている状態 ○限界集落(65歳以上人口比50%以上) 高齢化が進み,共同体の機能維持が限界に達している状態 ○消滅集落(人口 0) かつて住民が存在したが,完全に無住の地となり,文字通り集落が消滅した状態とあり,当時の市内の状況が分析されていました。 そこから読み取った“現実”に,その後,どのような施策がとられたのか承知しませんが,今の状況をみると…。 総務省が5年ごとに行っている調査で,2015(平成27)年4月に全国の「限界集落」の数が発表されています。 その調査で「限界集落」は,全国で15,568か所あり,前回(2010年)時の10,091か所よりも確実に増えていました。 さて,3年が過ぎ…。