集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

地域意見交換会

紅葉1026。 朝の空と日差しは「今日は晴れるぞ。」と感じましたが,次第に雲が広がり,小雨が降るような天候になってしまいました。  秋晴れが続いて欲しい。  夜,地域意見交換会が,つくで交流館でありました。
 地域の皆さんのご意見をお聞かせください  市政報告・懇談会 本市では、誰もが安心して暮らし続けられるまちづくりに向けて、地域自治区制度の更なる充実を始め、若者や女性が活躍できる社会の実現を目指した「若者議会」「女性議会」の開催などの取り組みを行っています。  中でも、地域のまちづくりに関しては、地域の皆さんが主役です。  今年も地域自治区ごとに、地域にお住いの皆さんと市長が、地域の未来について語り合っていただくことを目的とした「地域意見交換会」を開催します。  皆さんのご意見を反映させるため、多くの方々のご参加をお待ちしています。
との呼びかけで,10月16日から11月1日まで市内10会場で行われ,今夜は作手地区が会場でした。  最初に,来年度の作手地域自治区予算事業計画の建議が,代表から市長へ渡されました。  続いて,市長あいさつがあり,そして意見交換でした。  意見交換では,
○ 鳥獣の被害対策について ○ 小学校の英語教育について ○ 災害時の学校からのメール配信(情報発信)について ○ Sバスの停留所について(高校生の通学対策) ○ 防災対策・防災情報について ○ 台風による長期停電時の通信手段について ○ 学校跡地利用(進捗と方針)について ○ 地域の活性化対策について ○ 総合支所と交流館・小学校間の横断について
などが話題になりました。  意見交換会ごとに,さまざまな話題,そして課題が出てくるでしょうが,市民が元気に安心して暮らせるよう,対応をお願いします。  みなさん,ありがとうございました。 【関連】   ◇地域意見交換会へ参加しましょう!(つくでスマイル) 【雑記】  地域意見交換会の話を聞きながら,ふと「限界集落」の言葉を思い出しました。  「限界集落」については,大野晃氏(長野大学)が1991年に提唱した言葉・考え方です。マスコミ等が使用する場合も,これを基にしています。  以前読んだ資料には,「限界集落」とともに,「存続集落」「準限界集落」「消滅集落」と4つが定義と内容が説明されていました。
存続集落(55歳未満人口比50%以上)   後継ぎが確保されており,共同体の機能を次世代に受け継いでいける状態 ○限界集落(55歳以上人口比50%以上)   現在は共同体の機能を維持しているが,後継ぎの確保が難しくなっており,限界集落の予備軍となっている状態 ○限界集落(65歳以上人口比50%以上)   高齢化が進み,共同体の機能維持が限界に達している状態 ○消滅集落(人口 0)   かつて住民が存在したが,完全に無住の地となり,文字通り集落が消滅した状態
とあり,当時の市内の状況が分析されていました。  そこから読み取った“現実”に,その後,どのような施策がとられたのか承知しませんが,今の状況をみると…。  総務省が5年ごとに行っている調査で,2015(平成27)年4月に全国の「限界集落」の数が発表されています。  その調査で「限界集落」は,全国で15,568か所あり,前回(2010年)時の10,091か所よりも確実に増えていました。  さて,3年が過ぎ…。