集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「伝説に思う」《作手村のむかし 36》

花0826。 青空の綺麗な一日でした。  気温も上がったようですが,気持ちのよい風が吹き,室内や日陰では過ごしやすい日でした。  「猛暑日地点数の推移」の資料がありました。2013年も暑い夏だったようですが,今年7月の特異な状況が現れています。(下部のグラフ)  猛暑,酷暑,極暑,激暑,厳暑,獄暑,烈暑,豪暑,炎暑,鬼暑,熱暑,大暑  “秋”はいつから…。  文集「こうやまき」から,「作手村のむかし」の一話です。 ********    『伝説に思う』 (文・作手中3年 女子)  昔から伝えられてきた伝説も,時代の流れと共に,その姿を消しつつあります。時代が変わればその時どきに住む人々の考えにも変化が表われても当然です。現代はどは昔と比べ,伝説といった古い物にはさほど気をとめないのではないでしょうか。たえず新しい物,新しい考えを取り入れ私達は生活しているのです。実際私達が昔と同じような考えを持ち,とんでもない伝説を信じ行動していたならば,もっと立ら後れた生活をしていることでしょう。伝説が私達の近辺から姿を消し始めたことからも,我国の発展を伺うことができるような気がします。  しかし,私は一つ残念に思うことかあります。それは時代の若者,つまり私達が伝説といったもの,いいえそれだけではありません。年老いた人々の考えをそまつに扱うことです。確かに年代の差から考え方は違っていますが,伝説,老人の話から学び取ることも少なくないと思うのです。  アイヌに伝わるロマンチックで悲しい伝説。私は,それに接するたびに,当時の習慣,おきてに腹を立てずにはいられませんでした。と同時に現代自由な生活を送られるこを,ほんとうにありがたく思うのでした。  現在では伝説を話せる人はほとんどいないと言ってよいでしよう。私はアイヌの伝説に接し感動を覚えても,決っしてそれを覚えこもうとはしませんでした。その場限りの感動にふけるだけなのです。こういったことである限り,伝説を口で伝え残すことは無理なような気がします。  伝説もいろいろあるでしょうが,自分の生活に身近な物,その当時の生活の様子を伺うことができる物などは伝説書として残せていけたら,一つの貴重な物になるように思えます。また,人間が何かに安らぎを求める限り,伝説をまったく信じない時代はこないような気もします。 ********  みなさんは「伝説」を信じますか。  あなたが気になっている伝説は何ですか。 【おまけ;猛暑日】  今年の夏は,とても暑かった。早い時期から猛暑日となり長く続いています。  2013年の8月も暑い日が多かったようです。  今年の残暑では,どのような“記録”が出るのでしょう。
猛暑日記録。

  ◇【結果】最多は「酷暑」続いて「炎暑」。「極暑」も健闘(2018/08/10 毎日ことば)