集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「530(ゴミゼロ)の日」。PDCA。

花0530。 予報通りの雨の一日でした。  降り出しは小雨で傘がなくても大丈夫でしたが,昼近くにはしっかり降ってきました。梅雨を思わせる雨でした。  さて,当地の梅雨入りは…。  毎日,いろいろな記念日があります。日本記念日協会のホームページを見ると,今日は「530(ゴミゼロ)の日」「アーモンドミルクの日」「古民家の日」「EPAの日」「オーガナイズの日」の5つが認定記念日として載っています。  「530(ゴミゼロ)の日」は,豊橋市役所に事務局を置く「530運動環境協議会」が制定したものです。  協議会によると,夏目久男氏(豊橋山岳会 会長)の呼びかけにより530(ゴミゼロ)運動が豊橋市で開始され,1975年に530運動推進連絡会が設立されました。  5月30日の「ゴミゼロの日」と11月11日の「市民の日」を中心として,全市一斉の清掃活動が行われるようになりました。  また,1982年から関東地方知事会が530運動を実施しました。  「530(ゴミゼロ)」という語呂の良さもあり,530ゼロ運動は全国に広がり,1993年には厚生省が5月30日をを初日とする「ごみ減量化推進週間」を制定し実施されました。その後,1997年に「ごみ減量・リサイクル推進週間」に改称されました。  さらに,「全国ごみ不法投棄監視ウィーク」として,市民・事業者・廃棄物関係団体・行政が一体となって,監視活動や啓発活動が行われているそうです。  さて,530(ゴミゼロ)の日の今日,意識して“きれいする”行動をしましたか。  市民生活のなかで聞くことはありませんが,“組織”で活動していると「PDCAサイクルで…」「PDCAで見直し改善を…」と話し合いに出てくることがあります。  「PDCAサイクル」ってご存知ですか。  ある学校ホームページに,次のような説明がありました。
   ◆PDCAサイクル  P=plan D=do C=check A=act を指します。もともとは,事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つから考えられたものですが,いまは様々な活動の中で使われるようになってきています。  Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって,業務を継続的に改善するという大きな意味があります。  さて,学校においても,さまざまな活動においてこのサイクルを大切にしています。  例えば,昨年の通学カバンのアンケートにおいて,かばんの問題点とともに,荷物の重さが問題となりました。これがC=評価です。  そこで,どう改善するかという検討に入りました。いわゆる「置き勉」は一般的に御法度という学校が多いですが,生徒の健康面を考えた場合,普段あまり使用しない物は,家か学校に置いておくのが常識です。これがA=改善です。  では,「どこへ置くか」「いかに管理するか」「何を置くようにするか」などなど具体的な検討に入ります。この段階がP=計画です。  そして,この4月から実施をしています。この段階がD=実行です。  このようにして,サイクルが回っていきます。何よりも評価の中心となるアンケートが重要な意味を持ってきます。本年度も,行事ごとにメールによる即時評価を実践してまいります。一人でも多くの方の意見が必要となります。協力をお願いいたします。よりよい○○学校を創るために力をお貸しいただきたいと思います。
 いかがですか。  「この4月から“新しく”なった。」という事柄には,その「D=実行」までに,いくつかの P(・D)・C・Aがあったことと思います。  みなさんの「PDCAサイクル」は,うまく回っていますか。 【関連】   ◇530運動環境協議会(豊橋市)