集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

学校運営協議会。1年間を終えるとき その3(1985年)

学校運営協議会0307。 曇り空の一日でした。  午後,作手小学校運営協議会があり,委員として出席しました。  今回は,会議前に校内を巡って,子供達のようすを参観しました。どの学年の子供達も元気に真剣に学習や活動に取り組んでいました。  予定にはありませんでしたが,小中連携授業の「体育・ダンス」も参観できました。中学校の先生の指示で,子供達が楽しんで運動(ダンス)を始めていました。  会議では,本年度の学校評価,活動の報告に続き,次年度の学校運営方針の提案があり,審議・承認されました。  委員のみなさんから「〜したらどうか」「ここは○○するとよい」など意見をいただき,学校と地域が一緒になって教育にあたっています。  みなさん,ありがとうございます。  小学1年生への「一年生の終わりに」の最後(3本目)の記事です。  よく耳にする「読み・書き・そろばん」は,子供達が身につけたい力として,今も大切です。  この記事では,「読み・書き取り・計算」として,一年生に“気を付けさせてきた”ことを伝えました。
   “読み・書き取り・計算”について  百回の努力が,その効果を表しそうなことですね。  読みは,声を出して読んでいる子と,声を出さない子では,声を出している子の方が,上達が速いです。声を出していると意味の切れ目が,はっきりしてきます。黙読というのもありますが,低学年では,声を出した方が良いでしよう。  書き取りは,ただ書くだけなら,逆効果だと思います。「書いた」という安心感が,文字を書く時の注意力に邪魔をしているように思います。  せっかく書き取りをやるならば,自分でねらいを持って書きたいものです。  (1) 書き順を正しくするように書く。  (2) とめ・はね・はらいを,丁寧に書く。  (3) 交わり,結びを注意して書く。  (4) 全体の形に気をつけて書く。  上手な字より,丁寧な字にしたいものです。  計算では,「1 + 1 = 2」は,どの子も間違えません。でも,「2−1 =」は,同じようにはいきません。  市販の問題集とか,通信教育や,公文や,塾とかの世話になっている子もいるようです。でも,わたしは,いろいろな種類の問題を多く解くよりも,もとになる計算を,自分でやる方が良いとお澪pます。  (1) 5の補数。(例 2 と 3, 1 と 4 )  (2) 10までの補数。(例 「かずのべんきょう」)  (3) 20までの補数,(例 15は 8 と 7 )  (4) (3)の逆。(例 8 と 9 で 17 )  読み・書き取り・計算に,自分でねらいを持って取り組んではどうですか?
 一年の終わり,お子さんは,どのような「まとめ」をし,新しい学年(学校)に向かっていきますか。それが伝えられていますか。 【関連】   ◇新城市立作手小学校   ◇連携授業の一コマ(15秒 YouTube