集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『あっ! 命の授業』(ゴルゴ松本・著)

実1029。 今日も雨の日でした。台風22号の影響を感じる雨と風でした。  日曜日の活動,うまく進みましたか。  午前中,先週に続いて子供達の算数・数学の研究を見せてもらいました。  「凄い!」  「ここまで追究するんだ!」  「これが○年生の子が研究したの!」  …  びっくり,わくわくすることの連続でした。  新しい出会いがありました。  ありがとうございました。  お笑いコンビ TIMのゴルゴ松本氏が,2011年からボランティアで行っている『命の授業』があります。その場所は,少年院。  マスコミでも取り上げられ,知っている方も多いでしょうし,この『あっ! 命の授業』(廣済堂出版・刊)が出版されたときも話題になりました。  出版されたことは知っていましたが,手に取ることはありませんでした。  先日,棚にある本に手が伸びました。何か“心が求めた”のでしょう。読みました。  話の初めに,「言霊(ことだま)」という言葉が出てきます。以前は,口にすると不思議がられましたが,今では“普通”に通じますし,「魔法のことば」「マジックワード」といった話題にもなります。  本書の印象は「言葉あそび」「語呂合わせ」のようですが,それこそが“言霊”の現れなのだろうと思います。  「」と「」の一画の違いは,聞いたことがあると思います。自分も,話で使ったことがあります。  それも出てくるのですが,別の項に,
 「幸」という字を逆さにしてみてください。  何か変わりましたか?
と出てきました。  「あっ,同じだ!」  いくつ目かの発見でした。  また,「努力はいりません」という話がありました。  説明は本書を読んでいただくとして,ここで思い出したことがあり,それは「頑張れ」です。  よく聞く言葉「がんばれ」ですが,あまり好きではありません。  ですから,口にするときは「顔晴れ!」と言っています。  言霊です。  実際の「命の授業」では,言葉が“いきいき”とし“力”をもって伝わってくるでしょう。  本書を読むときには,その“力”を出す読み方がよいかもしれません。  「命の授業」,楽しかったです。読まれましたか
  目次 一時間目 「始まりは愛」の授業 二時間目 「日本がスゴイ」の授業 三時間目 「心配ない、大丈夫だ! 」の授業 四時間目 「夢は叶う」の授業 五時間目 「命」の授業 課外授業 「神様の言うとおり」の授業 終わりにーー送り仮名をつけるのはあなたです
【関連】   ◇ゴルゴ松本の気がついたら日本人でした 〜命がけより心がけ〜