『あっ! 命の授業』(ゴルゴ松本・著)
今日も雨の日でした。台風22号の影響を感じる雨と風でした。
日曜日の活動,うまく進みましたか。
午前中,先週に続いて子供達の算数・数学の研究を見せてもらいました。
「凄い!」
「ここまで追究するんだ!」
「これが○年生の子が研究したの!」
…
びっくり,わくわくすることの連続でした。
新しい出会いがありました。
ありがとうございました。
お笑いコンビ TIMのゴルゴ松本氏が,2011年からボランティアで行っている『命の授業』があります。その場所は,少年院。
マスコミでも取り上げられ,知っている方も多いでしょうし,この『あっ! 命の授業』(廣済堂出版・刊)が出版されたときも話題になりました。
出版されたことは知っていましたが,手に取ることはありませんでした。
先日,棚にある本に手が伸びました。何か“心が求めた”のでしょう。読みました。
話の初めに,「言霊(ことだま)」という言葉が出てきます。以前は,口にすると不思議がられましたが,今では“普通”に通じますし,「魔法のことば」「マジックワード」といった話題にもなります。
本書の印象は「言葉あそび」「語呂合わせ」のようですが,それこそが“言霊”の現れなのだろうと思います。
「幸」と「辛」の一画の違いは,聞いたことがあると思います。自分も,話で使ったことがあります。
それも出てくるのですが,別の項に,
「幸」という字を逆さにしてみてください。 何か変わりましたか?と出てきました。 「あっ,同じだ!」 いくつ目かの発見でした。 また,「努力はいりません」という話がありました。 説明は本書を読んでいただくとして,ここで思い出したことがあり,それは「頑張れ」です。 よく聞く言葉「がんばれ」ですが,あまり好きではありません。 ですから,口にするときは「顔晴れ!」と言っています。 言霊です。 実際の「命の授業」では,言葉が“いきいき”とし“力”をもって伝わってくるでしょう。 本書を読むときには,その“力”を出す読み方がよいかもしれません。 「命の授業」,楽しかったです。読まれましたか。
目次 一時間目 「始まりは愛」の授業 二時間目 「日本がスゴイ」の授業 三時間目 「心配ない、大丈夫だ! 」の授業 四時間目 「夢は叶う」の授業 五時間目 「命」の授業 課外授業 「神様の言うとおり」の授業 終わりにーー送り仮名をつけるのはあなたです【関連】 ◇ゴルゴ松本の気がついたら日本人でした 〜命がけより心がけ〜