朝から
曇り空でしたが，雨が落ちてくることもなく，
涼しい一日でした。
非常に強い
台風18号は，明日には九州に接近し，その後上陸して列島を縦断する予想がされています。
明日からの
3連休の予定が大きく変わってしまいそうです。
当地では，運動会や体育大会を予定している小中学校があり，今日は，その準備をしていました。明日の天候に気をもんでいることでしょう。
すでに延期を決めた学校，明日の朝まで判断を伸ばした学校，天候によってはプログラム変更を予定した学校…。
会場や用具の準備，台風への備え，暴風への対応…。
校長先生は，
いつもと違う“判断”が求められそうです。
中学で担任をしていたとき，台風によって体育大会が2回延期され，3回目に実施した年がありました。
このときも
“大型の台風”による雨のためです。
翌週になった体育大会へ「モチベーションを続ける」「（その週に）予定されていた活動をする」ことのバランスに苦慮したと記憶しています。
2回延期された後の学級通信（中学3年；1990年9月19日）の記事『
伝わってくる“自然の凄さ”』です。
15日，16日と二日とも，体育大会ができませんでした。16日は一時間もかけて整備した運動場が，8時頃に降った雨が3分間続いただけで，台無しでした。数日前まで，砂ぼこりがひどくて，雨が降らないかと思っていたのに…。
今年の夏は，近年になく暑い夏でした。台風も，今年は上陸しました。そして今，台風19号が近づいてきています。中心気圧は915ミリバール（現在；ヘクトパスカル），最大風速50メートルは，とても強い台風です。この原稿を書いている今は，雨も時々強く降る程度ですが，今日（19日）は，どんな天気でしょう。
ところで，こうした台風は，自然の凄さを感じさせてくれます。九月に入り「暑い。暑い。」と言いながら体育大会の練習をしている間にも，自然は，確実に秋の気配を強めていました。彼岸の頃に咲く彼岸花（曼珠沙華）の赤い花が，先週半ばから目立つようになりました。また，秋の七草も，それぞれに美しい花をつけています。
私たちは，暑いので，真夏と同じような生活をしていますが，朝夕の涼しさは，確実に秋のものですし，中には，そのために風邪気味の人もいるようです。私たちは，植物や動物のようには，秋を感じられません。植物や動物から秋の気配を感じ取ることしかできないようです。
やはり，自然は凄いものです。
最近のNHKの“みんなのうた”という番組で「東の島にコブタがいた」という歌が流れています。なかなか軽快で楽しい曲です。
しかし，その中には，地球の凄さを無くさないでというメッセージが歌いこめられているように思うのです。自然の凄さを感じられない生活は，先行きが暗いと思うのは私だけでしょうか。
明日は，穏やかな天候で，子供達が活躍できるでしょう。
お天道様，
よろしくお願いします。
【参考】
◇台風のニュースで耳にする 「ヘクトパスカル」。ひと昔前の 「ミリバール」 はどこへ…。（tenki.jp）
◇『東の島にコブタがいた』（
NHK みんなのうた）
うた：
BAKUFU-SLUMP アニメ：
古川タク
作詞：
サンプラザ中野 作曲：豊岡正志＆New
ファンキー末吉＆
パッパラー河合
1990年8月から，
NHKの歌番組「
みんなのうた」で放送された。
