二百十日。防災の日。古い話題から。
今日は,雑節の一つ「二百十日」です。この時季は,稲が開花・結実する大事なときですが,台風が相次いで襲来し,農作物が被害を受けてしまうことがよくあり,厄日とか荒れ日などと言われています。
台風15号が父島付近で停滞しています。大きな被害を出さずに過ぎていくことを願っています。
今日9月1日は「防災の日」です。
1923(大正12)年9月1日に起きた関東大震災にちなみ,伊勢湾台風(1959年(昭和34年)9月26日)で甚大な被害が出た翌年に制定されました。1982(昭和57)年からは,8月30日から9月5日を「防災週間」と位置づけられ,国や各自治体が防災訓練や啓発行事を続けています。
避難訓練や防災用品の点検などを行いましたか。
あなたの「防災の日」は,どんな一日でしたか。
2003年,新城市で,『子どもが考える明日の学校会議』,『子育てを振り返る市民会議』,『明日の教育を考える新城会議』が開かれていました。小・中学生,高校生,市民,PTA,教育関係代表者が参加し,「明日の教育を考える新城会議」では,「こども会議」と「大人会議」に分かれて話し合いがあったようです。
その話題が『しんしろ青春の会だより』61号,62号に載っています。
「子どもが考える明日の学校会議」開催 “自分が行きたくなるのはどんな学校”をテーマに,新城市内の小・中学生たちが意見交換をしあう会議が文化会館で開かれた。 現在,市内の子どもたちを取り巻く教育課題や諸問題を子ども自身の生の声を通して様々な角度から検証しようとする初めての試みである。 *中学の部での意見交換ダイジェスト S男;学校5日制になったのだから,3日学校へ行ったら1日休みがいい。 F男;それじゃあ,部活があっても疲れがとれない。土日が休みだからこそ,どちらかで疲れがとれる。 M女;それに,家族とのスケジュールが合わなくなるよね。 *小学校の部での意見交換ダイジェスト N女;女子が5人。4と1に分かれてしまうので,いつも半端になるのか不安だった。 K男;3年でいじめられたが,「いや」とはっきり言ったら,少しずつなくなってきた。 T女;やっぱり,いじめのない学校がいいね。 真剣な表情で本音を語る子どもたちに心から大きな拍手を送りたい。当時,「週5日制」や「2学期制」などの“新しい教育制度”が取り入れられ,今に続く教育改革が行われました。 現在も,制度であったり内容であったりと教育改革が続きます。 それによって“よい教育”が実現していっているはずですが,問題や課題は続いています。 社会が“働き方改革”に取り組んでいます。その話題の中に,“主語(対象)”が見えないものがあるような気がします。 「おっしゃる通りですが…」と素直に聞けない感じがするのは,そのためのように思います。 それと同じことが,教育に関わる話にもありそうです。 昨夜,NHKの番組が,「#8月31日の夜に」での声を呼びかけていました。一部を読むと,ここにも「おっしゃる通りですが…」と感じることが…。 【おまけ】 2014年9月1日のブログに,
今日,調べものをしていて,「あれっ。どうなっているのかな?」と思ったことがありました。 それは,行政からの情報発信です。 “市民”を対象にして,「必要な情報」を提供しているのですが,さまざまな求めがあるでしょうし,そのすべてに応えるのは難しいことです。 また“旬”の情報を発信するのは苦手なようです。 例えば,今日は「防災の日」です。 市民の“安全”を守る取り組みや,市民が“安心”を得られる,この日に合わせた「情報」は見つかりませんでした。 「公共」「公平」なのでしょうが…と書いてあるのを見つけました。 3年後も,まだ…。 【関連】 ◇あたらしい防災を提案するWebメディア(防災ガール) ◇防災情報のページ(内閣府)