集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

「プチ推敲のすすめ」

富士山0902。 今朝,“お上りさん”で駅に着くと,とても“寒く”感じました。  雨が降っていたからかもしれませんが,それにしても気温が低い日でした。  長袖でしたが,もっと厚いものを選んだほうがよかったようです。 が,午後晴れてきても暑くはありませんでした。  明日は,どんな天気かな。  先日,“プチ推敲のすすめ”との文章を目にしました。文章を書き終えると,「できた」という達成感で,そのまま終えてしまいがちです。  このブログも,そういうことが多いかもしれません。  しかし,気持ちを落ち着かせて,文章を一度読み直そうという呼びかけでした。  特別なことではなく,「単純な表記間違い」「文章の意味がとれるか」「文章は読みやすいか」の3つのプチ推敲をしていこうと書かれていました。
○ 単純な表記間違い  いわゆる誤字・脱字のチェックです。ワープロ時代以降は誤変換のチェックもこれに含まれます。こういった表記間違いはすぐに見つけられそうな気がしますが,「自分はこう書いた」と思い込んでいるとあるとなかなか発見できないものです。  できるだけ「間違っているところはないかな」という気分で見返すのがよいでしょう。 ○ 文章の意味がとれるか  「文章の意味がとれるか」には,二つの要素があります。  一つは,「論理構造が適切なものかどうか」。主語と述語があっていない,あるいは主語が欠落していることで意味がつかみにくい形になっていないかをチェックします。主語がない文章があってもよいのですが,意味が分かりにくいのはちょっと問題です。  もう一つのチェックポイントが,「多義的に解釈できないかどうか」です。『理科系の作文技術』では次の文章が例示されています。  「黒い目のきれいな女の子」  この文章は8通りに解釈できるようです。いろいろな場所に「,」を打ってみるとよくわかります。逆に言えば,自分の意図する意味になるような場所に「,」を打つことが解決策になります。  まずは,「長い文」を意識的にチェックしてみること。そして「形容詞が続く文」もちょっと警戒してみることです。 ○ 文章は読みやすいか  「文章の読みやすさ」は,定量的に観測できるものではありません。基本的に自分で読み返してみて,「読みやすいかどうか」を判断するしかないでしょう。それでも,「読みにくい文章」には共通的な要素が見受けられます。それをチェックするだけでも,かなり読みやすさは向上するはずです。  語尾の書き換え方法もいくつかあります。たとえば,主語を変える・動詞を動名詞に・受け身を使う,といった方法です。同じ語尾が連続しているのを発見したら,中のいくつかの文章を書き換えてみると読みやすくなるでしょう。
 文章を書いたら, ・誤字,脱字,誤変換がないか ・長文は意味が取れるか ・形容詞の連続は意味が取れるか ・語尾が連続していないか ・同じ表現が何度も出てきていないか などのチェックをしてプチ推敲をしていきたいと思います。  プチ推敲のことを書きながら,この記事は…