集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

立秋。「義務教育最後の夏休みに向けて」(1990年)

花0807。 台風5号の動きが気になります。当地は朝から大雨警報が発令され,急に強い雨が降ったり,しばらく静かだったりと,“台風の接近”を感じる天候でした。  今日は,二十四節気の一つ「立秋」です。“秋”とは名ばかりで,これからが厳しい「残暑」が続き,一年で最も暑い時期です。  台風5号が被害を出さずに,恵みの雨だけを残して過ぎますように!  1990年,学級通信(中学3年)の記事『義務教育最後の夏休みに向けて』です。
 昨日まで三日間,保護者会を開きました。一人一人の家の方との三者懇談でした。その場では,まず,一学期のようすを話しました。  ほとんどの人には,「係や当番の仕事が,しっかりできている。」と言えました。しかし,ほんの一部の人には,「取りかかりが遅い。」とか,「もう少ししっかり。」と言わなければなりませんでした。残念に思います。  続いて,提出物の状況です。これは,ほぼ中学生日記の提出状況と同じです。どの教科についても,記録を見ると,中学生日記の出ていない人に,「提出物が出ていませんね。」ち言わなければならない状態でした。  『当たり前のことが,当たり前にできる。』ことの大切さを,まだ分かっていない人のようです。もちろん出すだけでは不十分ですが,出さなければ何も得るものはありませんから。  その後が,成績や進路の話です。多くの人に,期末学力診断への取り組みを聞きました。「しっかりやりました。」という返事は少なく,「寝てしまった。」とか,「一夜漬けだった。」とか,「やってない。」という答えで,がっかりしました。それでも,成績が向上している人がいて,自分の弱さを実感する機会を失ったその人は不幸だと思いますが,どうでしょうか。  また逆に,「今までより,しっかりやった。」のに,順位が下がってしまった人もいました。その人は,悔しい思いをしていました。その原因は,勉強の仕方にあると思い,その話をしておきました。これは,あとで触れる,夏休みの学習計画にも関係すると思います。  進路の中で… 〈以下,次回(明日掲載の予定)へ〉
【今日の小咄】  幼稚園児の弟は,家族の話が難しすぎてついていけず,悲しそうな顔をして「ぼくでも分かるように,ひらがなではなしてよ。」と言った。