集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

土用。「夏休みにやりたいな」4。

紫陽花0719。 今日から土用(夏土用)に入りました。土用は,立春立夏立秋立冬の前,約18日間のことをいいます。  この日に合わせるように,当地も梅雨明けしたようです。  土用というと「土用丑の日」が思い浮かびますが,今年は7月25日(火)が丑の日です。さらに,今年は2回ある年で8月6日(日)も土用丑の日です。  2回ある年は,先を「一の丑」,後を「二の丑」と呼ぶようです。  土用丑の日といえば…。またの機会に。  新聞に小さく漫画家 おかべりか氏の訃報が載っていました。  『よい子への道』に描かれる小学生の行動が魅力的(?)でした。古い本ですが,小学校の図書館では,今も人気の一冊なのではないでしょうか。  ご冥福をお祈りします。  1984年,「夏休みにやりたいな」の4回目(小学1年生に)。
   「自由研究」  子供達が,知識でなく,自分の目や体で確かめたことを,残したいと思います。本当のことというのは,自分の目や体で確かめたことだと思います。一学期の学習の中で,その勉強をしたかったのですが,できませんでした。  (※毎日帳をご覧ください。子供の考えを読んでみてください。)  例えば,おひさまは,いつ出てくるのか?といった疑問があったら,きっと日の出を見ますね。そこで,○時ごろだと答えを出してしまわず,明日も同じだろうか?と,また見たいものです。何回も確かめる必要が出てきます。そして,自分で見つけた答えを持てるようになります。  知識だけで満足していると,本の中に書いてあることが,すべて新城にも当てはまると考えてしまいます。本の中のことは,間違っていないでしょうが,新城のようすとは多少違っているはずです。自分の目で確かめれば,その違いに,きっと気づくと思います。
 今は,「あれっ?」「どうなってるの?」「何かな?」と気になると,インターネットで検索して「なるほど」「そういうことか」と“分かって”しまうかもしれません。  でも,それを“本物”にするには,深く調べることが大切です。  自由にできる時間のある夏休みは,それに最適です。  深く調べたことを「自由研究」としてまとめておくと,これからの財産になると思います。  子供に“深く調べる”楽しさを教えてあげるのは,大人の役目だと思います。  さあ,夏休みがやってきます。準備はよろしいですか。 【おまけ】  2011年に公開された動画ですが,このスケールに圧倒されます。  この作品のテーマは「愛」。そして,通り過ぎる観光客たちがポストイット1枚1枚にメッセージを書き記していったものです。  この“発想”に,子供達が挑戦したら,どんなものが生まれるでしょう。