“夢中になる”こと
雨の降る朝でした。その後も“しとしと”降り,梅雨の天候でした。
その雨も昼過ぎには上がり,その後,日差しが出てきました。
こんな天気がしばらく続くようです。
草木が元気です。
今日,来客がありました。そのなかで「算数・数学の自由研究」の話になりました。
藤井四段の活躍で“将棋人気”が高まっています。それとともに、彼の“これまで”に,多くの人が関心を寄せています。
知育玩具「キュボロ」を使っていた…
5歳から将棋を始めた…
小学生の頃から新聞を隅々まで読み…
一つのこと(将棋)に夢中になって…
こうした情報を得て,「ぜひわが子にも…」という親御さんが続出しているようですし,「自分もなりたいから…」と習い始める子も増えています。
“夢中になる”のは,何も藤井四段に限ったことではありません。
卓球の張本選手も小さなころから“夢中”になって練習に打ち込んできました。
“夢中”になって,高み,深まりを求め続けてきた人が,結果を出しているのです。
学問(学習)にも,“夢中になる”ことで出会えることがあります。
学校の授業は,その“入口”へ誘ってくれていますが,その“先へ進む”ことは少ないようです。
それは、戸(?)を開ける「きっかけ」と出会わないことにあるようです。学校の授業では,その「きっかけ」まで示していないからかもしれません。
「算数・数学の自由研究」は,そうした“きっかけ”になるものではないか,という話をしました。
第1回の最優秀作品「メロスの全力を検証」は,「文学作品を“算数で読む”なんて面白い」とマスコミにも取り上げられました。夏休みの自由研究の例として紹介されることもあります。
何人かは,前年の研究を振り返り,翌年“バージョンアップ”して研究を続けています。そして2年目や3年目に入賞しています。
間もなく夏休みです。“夢中になる”ことに出会える子供が増えるといいなあと思います。
その一つに「算数・数学」があれば,もっといいなあ。
きっかけづくりのお手伝いをします。お声がけください。
【関連】
◇算数・数学の自由研究(理数教育研究所 Rimse)