集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

“夢中になる”こと

蛙0628。 雨の降る朝でした。その後も“しとしと”降り,梅雨の天候でした。  その雨も昼過ぎには上がり,その後,日差しが出てきました。  こんな天気がしばらく続くようです。  草木が元気です。  今日,来客がありました。そのなかで「算数・数学の自由研究」の話になりました。  藤井四段の活躍で“将棋人気”が高まっています。それとともに、彼の“これまで”に,多くの人が関心を寄せています。  知育玩具「キュボロ」を使っていた…  5歳から将棋を始めた…  小学生の頃から新聞を隅々まで読み…  一つのこと(将棋)に夢中になって…  こうした情報を得て,「ぜひわが子にも…」という親御さんが続出しているようですし,「自分もなりたいから…」と習い始める子も増えています。  “夢中になる”のは,何も藤井四段に限ったことではありません。  卓球の張本選手も小さなころから“夢中”になって練習に打ち込んできました。  “夢中”になって,高み,深まりを求め続けてきた人が,結果を出しているのです。  学問(学習)にも,“夢中になる”ことで出会えることがあります。  学校の授業は,その“入口”へ誘ってくれていますが,その“先へ進む”ことは少ないようです。  それは、戸(?)を開ける「きっかけ」と出会わないことにあるようです。学校の授業では,その「きっかけ」まで示していないからかもしれません。  「算数・数学の自由研究」は,そうした“きっかけ”になるものではないか,という話をしました。  第1回の最優秀作品「メロスの全力を検証」は,「文学作品を“算数で読む”なんて面白い」とマスコミにも取り上げられました。夏休みの自由研究の例として紹介されることもあります。  何人かは,前年の研究を振り返り,翌年“バージョンアップ”して研究を続けています。そして2年目や3年目に入賞しています。  間もなく夏休みです。“夢中になる”ことに出会える子供が増えるといいなあと思います。  その一つに「算数・数学」があれば,もっといいなあ。  きっかけづくりのお手伝いをします。お声がけください。 【関連】   ◇算数・数学の自由研究(理数教育研究所 Rimse)