「学期末に向けて」より
雨は降りませんが,厚い雲におおわれた一日でした。
1984年の一年生も,初めての“1学期”の終わり,初めての“夏休み”が近づいています。
この時期から「学期末に向けて」「夏休みにやりたいな」という記事を載せています。
1984年6月29日,最初の「学期末に向けて」は「わたしのあゆみ(通知表)」についてでした。
小学校では,学期ごとに「わたしおあゆみ」という,生活・学習のようすをまとめて,お渡ししています。 その中の評価(?)項目のうち,いくつかを紹介します。 (1) 鉛筆,はしの持ち方(生活のようす) 入学のころから,何度かお知らせしています,持ち方です。 鉛筆,はしの持ち方を知っている,できる,ということではなくて,“思い通りに動かせるかどうか”ということです。 毎日の生活の中で,文字を書く時,絵をかく時,給食を食べる時の様子から判断します。 子供さんの書いた文字を見て,──,〜などが“すー”っといっているかが,ひとつの目安です。がたがたしている子は,文字の練習よりも,持ち方の練習が大切です。はしも,はさまずに”さす”のは,持ち方に原因があります。小学校へ入学する前から“文字”を書ける子供はいますが,書けることで評価をしていません。 それよりも,手首がくるくる返す(まわる)ことができて書くことができるかを大切にして3か月を過ごしてきました。 そのことを伝える記事です。 今後の「書くこと」が上手になるよう,この時期に大切にしたいことを“ゆっくり”,“しっかり”進めたいと思っています。 今,その時期にある親御さん,指導されている先生,いかがですか。 【おまけ】 知人のSNSに,次の言葉が紹介されていました。出典不明ですが。
『おもいやり算』──人を笑顔にする算数 『+(たす)』 たすけあうと大きな力に 『−(ひく)』 ひきうけると喜びが生まれる 『×(かける)』 声をかけるとひとつになれる 『÷(わる)』 いたわると笑顔は返ってくるこの四則(+−×÷)で笑顔に!