“整理”の話題のつづき
朝,空いっぱいに真っ黒い雲が広がっていました。その後,強い風に雲が飛ばされたように青空が広がり,晴れた日になりました。
今日は,国民の祝日の一つ「天皇誕生日」でした。
第二次世界大戦終結まで“天長節”と呼ばれ,明治以来,四方拝,紀元節,明治節とともに四大節の一つです。
昨日,古い資料から「年末の整理術 8カ条」を紹介しましたが,今月の「日経ビジネス Associe(アソシエ)」の特集が,「整理術」でした。
特別付録があり,その中に『「不用品をためない」ための4つの大原則』のコラムが載っていました。
その4つは,
1 不要なものは,無料でも断る 「無料だから」と何でも受け取るのは,不要なものが増える原因に。販促品やノベルティーグッズなども,使わないならもらわないこと。「きっぱり断る勇気」を持つことが大切だ。 2 小さな場所から「捨て体質」とつくる 必要か不要かを判断し,躊躇なく捨てられるようになる(=「捨てる体質」になる)ためには,訓練が必要。まずは「小さな場所」からスタート。5分限定で,捨ててみよう。4おススメはサイフの中。不要なレシートやポイントカードをどんどん捨てると,スッキリ爽快な気分にを味わうことができる。無理なく「捨て体質」に移行できるはずだ。 3 買ったら捨てる 新しいものを1つ買ったら,古いものを1つ捨てる習慣をつける。購入する際,「今あるものを捨ててまで必要なものか?」と自問自答することで,不要な買い物を防げる効果もある。 4 家族のものは許可を得てから捨てる 家族のものを勝手に捨てるとトラブルのもと。信頼関係が損なわれ…。いかがですか。整理が進みそうですか。 別の資料には,
整理する対象物を「選択する」「仕分ける」 (1) 「ゴミ」化したモノ,近い将来ゴミになりそうなモノを取り除く ゴミとは,つまり「役に立たないもの」。不要なメモ,書けなくなったペン,プレゼンに使おうと思っていたけれどもう古くなってしまった統計データ,賞味期限切れのお菓子や使用期限切れの薬……。次の出番がいつになるかわからないものも,役に立たないという点ではゴミとみなしていいでしょう。 何となく持っているもの,そこにいつもあるものは,「当たり前の景色」になっていて違和感を覚えなくなっているものです。ゴミはゴミ,と改めて認識しましょう。 (2) 「今」を基準に、必要かどうかを判定する ゴミを取り除いて残ったモノについて「選択」「仕分け」を行うためには,「基準」が必要です。一つ目の基準は「今,使っているのか,使っていないのか」。 まずは「今,使っている」「今,使っていない」の2つに分類しましょう。 (3) 捨てるかどうか迷ったものは「もし今,手放したとして」を想像する 悩んだときには,「もし今それを捨てたら」を想像してみてください。 ・本当に困るのか,仕事に支障が出るのか ・二度と手に入らないのか ・もう調べようがないのか (4) どうしても判断できないモノは1つの箱にまとめて足元へ 捨てるかどうかの判断がつかないものは,いつまでも悩んでいるのは時間のムダ。「保留箱」を用意しておき,そこに放り込んでおきます。 (5) 残しておくものを「使用頻度」順に収納 ・使用頻度1:毎日使うモノ ・使用頻度2:2〜3日に1回使うモノ ・使用頻度3:週に1回程度使うモノ ・使用頻度4:月に1回程度使うモノ ・使用頻度5:年に1回程度使うモノとありました。 さあ,始めましょう。 【おまけ】 長時間労働をはじめとして“ブラックな仕事・働き方”が問題となっています。それが分かっていても,明快な解決に向かえないのも現実です。 今年10月に九州・山口の各県と経済界による「九州・山口 ワーク・ライフ・バランス推進キャンペーン」が実施されました。「仕事と生活の両立」を大切にし,子育てに優しい職場づくりを進めるキャンペーンだったそうです。 キャンペーンでは,知事らが妊婦体験に挑戦した動画などが公開されています。 動画を楽しみ(?)ながら,仕事,家庭,働くこと,生活することなど,ゆっくり考えてみませんか。 ◇知事が妊婦に 九州・山口 ワーク・ライフ・バランス推進キャンペーン ◇九州・山口 ワーク・ライフ・バランス推進キャンペーン(YouTubeチャンネル)