八つの危機?
「寒いです。」
どこかから叱責がきそうですが,曇りの日で風が吹き,大暑の頃を感じることのない当地の天気でした。
屋外で行われる催しも多い週末は,熱中症などを心配することもなくできたことと思います。
今日届いたメッセージに,「目下終活中につき、○○をお知らせするのも、写真を掲載するのも…」という文言がありました。
長くお世話になっている年配の方ですが,“終活中”の文字に,ビクッとしてしまいました。
確かに,年齢的に「終わり」を意識されるのですが,それを受けての“返し”は思いつきませんでした。残念。
今日読んだみやざき中央新聞の記事で,上智大学のアルフォンス・デーケン氏が「中年期を過ごす人たちに起こる八つの危機」を話題にしていました。
「中年期って?」「自分は中年?」
明確な規定のある言葉ではないようですが,厚生労働省の資料(健康日本21など)では,
・幼年期0〜4歳 ・少年期5〜14歳 ・青年期15〜24歳 ・壮年期25〜44歳 ・中年期45〜64歳 ・高年期65歳〜という区分をしているようです。 この区分から,今は「中年期」でよさそうです。 アルフォンス・デーケン氏の記事では,八つのうち4つでしたが,「確かにありそう…」という話でした。 気になって他を調べてみました。 氏の著書『よく生き よく笑い よき死と出会う』(新潮社・刊)に記述があるようで,次の八つにまとめていました。
○ 時間意識の危機 ○ 自分の役割意識の危機 ○ 対人関係における危機 ○ 価値観の危機 ○ 思い煩う危機 ○ 平凡な人生の危機 ○ 死に直面する危機 ○ ユーモアを失う危機(書籍では「真面目になりすぎる危機」)ここでは説明を省きましたが,40代後半になって「中年期」に差しかかる頃から「意識する」とよさそうです。 八つの危機をうまく乗り越えられているかな? 【今日の小咄】 買ったばかりのワープロで,「はかないいのち」と入力したら,「吐かない胃の血」と変換された。