集団「Emication」別館

楽しく学び,楽しく活動する,笑顔の集団「Emication」。 ふるさとの自然,歴史,風俗などお伝えします。読書や豆知識の発信もしていきます。 活動する人,行動する人,その応援と支援をする集団「Emication」。

『昨日ヨリモ優シクナリタイ』(和合亮一・著)

花615。  昨日に続いて「梅雨の日」でした。  “雨が降る”ということはなかったように思いますが,「今にも振りそう」な空でした。  午後,出先では晴れ間を見られましたが,当地の明日の天気は…。  午前中,物置(?)に仕舞われている箱を出して,整理しました。  今日の箱には,実践記録が詰まっていました。  つい読みだしてしまいます。  “貴重な記録”ですが,「これから使う?」「いつまで残しておく?」と自問すると,結論が出ます。  片付けました。  さて,次の箱は…。  夜,三教研算数数学部会の歓送迎会がありました。  例年のことですが,今回は送られる立場で出席しました。  部会長として様々なことをさせていただきましたが,他の役員や事務局のみなさんの働きがあってできたことです。  その感謝をお伝えしました。  そして,これからの算数数学部会のこと,教育のことなど,たくさんの話をうかがうことができました。  また,このブログのことも話題にしていただき恐縮でした。  興味をもって訪れていただける方があることは嬉しいことです。 (※漢詩の話は,別の機会に。) (※ここまで15分。下記は事前準備。分かるかな?)  部会の活動,ありがとうございました。  今日の愉しい時間に感謝。  和合氏は,東日本大震災のあと,Twitter でひたすら「言葉」を発し続けました。それが『詩の礫』(徳間書店・刊 2011年10月 2日)にまとめられ出版されました。  その後も「言葉」を発信続けてきた和合氏の新たな詩集『昨日ヨリモ優シクナリタイ』(徳間書店・刊)を読みました(味わいました)。  79編の作品がまとめられています。  一つ一つの詩に,和合氏の「目」が見ているもの,「心」が感じているものが綴られています。  和合氏の詩に「自分の今」を重ね,思いを感じながらページをめくりました。  ちょっと立ち止まった作品から。
  集団 向かいの座席では それぞれの人々が イヤホンを耳にしたり スマホをいじったり 本を読んだり 静かに目を閉じたり 誰一人として 私が見つめていることを知らない  ※以下,3連。    生きる 二時四十六分 じっと壁の時計を見つめる人 二時四十六分 珈琲を飲み始める人 二時四十六分 振り向いた人 二時四十六分 待ち合わせの場所に駆けてきた人  ※以下,3連。   いつも夕焼けがある 僕の歌には いつも夕焼けがある ふと唇からもれてくる 息と調べに 宇宙や世界の秘密が 宿っている 花のつぼみが 内側で火を燃やしている  ※以下,3連。
 お手に取ってはいかがですか。 【関連】   ◇和合亮一(@wago2828)Twitter)   ◇和合亮一Facebook