『昨日ヨリモ優シクナリタイ』(和合亮一・著)
昨日に続いて「梅雨の日」でした。
“雨が降る”ということはなかったように思いますが,「今にも振りそう」な空でした。
午後,出先では晴れ間を見られましたが,当地の明日の天気は…。
午前中,物置(?)に仕舞われている箱を出して,整理しました。
今日の箱には,実践記録が詰まっていました。
つい読みだしてしまいます。
“貴重な記録”ですが,「これから使う?」「いつまで残しておく?」と自問すると,結論が出ます。
片付けました。
さて,次の箱は…。
夜,三教研算数数学部会の歓送迎会がありました。
例年のことですが,今回は送られる立場で出席しました。
部会長として様々なことをさせていただきましたが,他の役員や事務局のみなさんの働きがあってできたことです。
その感謝をお伝えしました。
そして,これからの算数数学部会のこと,教育のことなど,たくさんの話をうかがうことができました。
また,このブログのことも話題にしていただき恐縮でした。
興味をもって訪れていただける方があることは嬉しいことです。
(※漢詩の話は,別の機会に。)
(※ここまで15分。下記は事前準備。分かるかな?)
部会の活動,ありがとうございました。
今日の愉しい時間に感謝。
和合氏は,東日本大震災のあと,Twitter でひたすら「言葉」を発し続けました。それが『詩の礫』(徳間書店・刊 2011年10月 2日)にまとめられ出版されました。
その後も「言葉」を発信続けてきた和合氏の新たな詩集『昨日ヨリモ優シクナリタイ』(徳間書店・刊)を読みました(味わいました)。
79編の作品がまとめられています。
一つ一つの詩に,和合氏の「目」が見ているもの,「心」が感じているものが綴られています。
和合氏の詩に「自分の今」を重ね,思いを感じながらページをめくりました。
ちょっと立ち止まった作品から。
集団 向かいの座席では それぞれの人々が イヤホンを耳にしたり スマホをいじったり 本を読んだり 静かに目を閉じたり 誰一人として 私が見つめていることを知らない ※以下,3連。 生きる 二時四十六分 じっと壁の時計を見つめる人 二時四十六分 珈琲を飲み始める人 二時四十六分 振り向いた人 二時四十六分 待ち合わせの場所に駆けてきた人 ※以下,3連。 いつも夕焼けがある 僕の歌には いつも夕焼けがある ふと唇からもれてくる 息と調べに 宇宙や世界の秘密が 宿っている 花のつぼみが 内側で火を燃やしている ※以下,3連。お手に取ってはいかがですか。 【関連】 ◇和合亮一(@wago2828)(Twitter) ◇和合亮一(Facebook)