2-1 望ましい教師像 (教育の再生)。クリスマスフェスタ2022。
朝から晴れて青空が広がり、暖かい一日でした。
昨日会った方から、「今年、初雪は降った?」と尋ねられました。早い年には11月末に降ることもありますが、今年はまだ降っていません。
昨年は12月18日、一昨年は12月15日に初雪が降っています。
予報では、明日の夜あたりから寒くなり、雪の降るところが増えてくるようですので、今週末あたりに、初雪となるかもしれません。冬本番が近づいています。
平成21年に発行された冊子『教育の再生(要約)』は、愛知県の教育に所縁のある宮田力松氏の図書の要約本です。
宮田氏が指導されていた頃とは状況が変わっていますが、今も変わらぬこと、考えたいことが述べられています。若い先生や教職を目指す若者に、これからの教育を創っていく参考にしていただきたいと思います。
この冊子から紹介します。
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教育の再生
2 望ましい教師像
1 愛情、教育愛のある教師であれ
教育愛とは、一口でいえば公平な愛情である。子供からみて、えこひいきしないことである。えこひいきによって子供からの信頼は失われていく。愛情のない経営−管理は、相手を萎縮させ恐怖感を抱かせ、愛情のない指導は相手を放漫にさせる。
愛情のお手本は、わが子を思う母親である。日本近世以来の三大母親は、堀尾金助の母親(熱田神宮東にあった精進川に、一人で橋をかけた)、本居宣長の母親、野口英世の母親である。三人の子は、母の愛情に感激し、立派な人間となった。
2 信頼される教師であれ
信頼とは、その人を信じてすべてのことを任せることである。信頼される教師とは、まず自己の品性を築き上げることである。品性のうち重要なことの一つは、正直であること、正直は真心そのものであり、真・善・美を支える精神的存在である。
信頼を得るもう一つの要素は、正しく働くことである。働くこと即生きることである。教師は働くべき仕事をもっている。その仕事は、子供たちの生きることを手助けする仕事であり、子供たちは教師から得たことを土台とし、何十年と生きてゆく。正直で誠実に働き、品性が築かれることにより、頼られる教師になることができる。
最後は、任される人になることだ。何事も教師に任せ、屈託なく遊ぶ子供の姿の側に信頼される教師がいる。
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注)これまでの記事は〈タグ「教育の再生」〉で
注2)掲載しているイラストは、学年通信(1993・1994年度)用に教員が描いたもので、冊子との関連はありません。
【おまけ;地域情報】
「つくらんと!つくで!」の主催する『クリスマスフェスタ2022』が、昨日から24日(土)まで、つくで交流館で開かれています。
館内に「クリスマスの飾りつけ」を行い、手作りワークショップや学びの講座、地域の作品展などの催しが予定されています。
見学、参加はいかがですか。
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◇つくらんと!つくで!(@tukuranto.tukude)(Instagram写真と動画)
◇新城市つくで交流館(Facebook)
*11日;バランスボールエクササイズを楽しもう!
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◇山本 真耶(Facebook)
*17日;作手の歴史を知ろう ふるさと探訪?〜奥平氏の軌跡〜
◇いくた ともみ(@shengtianzhimei)(Instagram写真と動画)
*18日;あのホールを鳴らすのはあ・な・た その2
◇作手音楽ネットワーク♪アルペジオ♪(@tsukude.arpeggio)(Instagram写真と動画)