『やめてみた。』(わたなべぽん・著)
曇りの朝、そして雨の日になりました。
雨が降り出すと、久しぶりの“本降り”になり、乾燥していた空気や地面が“吸収していく”ように感じました。
しっとりと落ち着いた気がします。
Kindle に並ぶ表紙を見て「前に読んだかな…」と思いながら、内容を見ると初めてでした。似た本だったようです。
その『やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる暮らし方・考え方』(幻冬舎・刊)は、著者の実録コミックエッセイです。一緒にあった『もっと、やめてみた。』も本棚に入れました。
先日、電車移動のときに読みました。
これまで当たり前のように使ってきた道具や、こうしなきゃ・・・と思っていたこと、つい囚われてしまう考え方の癖、そういったものを1つ1つ仕分けして「やめて」みる。そんな試行錯誤を繰り返しているうちに、いつしか生きるのがラクになっていく、そんな著者のクスっと笑える奮闘を描いています。 読んでいるうちに心の中からすっきりしていく1冊です。話は、炊飯器が壊れたことから始まりました。夕食の準備を始め、もう“新しいのを買う”こともできず、オロオロ…。 ふと目に入った土鍋、「うちでも土鍋で炊けるのかな?」と、ネットで調べながら炊いてみると…。 炊飯器は無くても困らない。むしろ、いつでも美味しいご飯が食べられる。
実はもっと自分に合った生活スタイルがあるのかもしれないと思いはじめた私なのでしたそして、長財布、テレビ、そうじ機…
なんだか更に新しいことができそうな気分になったのでした本書は、便利な生活をしていますが、それによって気づいていない“楽しさ”のあることを知らせてくれます。 あなたにも“やめてみる”と、新しいわくわくがあるかもしれませんよ。 いかがですか。
もくじ はじめに 第一章 家の中から、やめてみた 第二章 身の回りのもので、やめてみた 第三章 心の中も、やめてみた エピローグ あとがき【関連】 ◇わたなべぽん (@PonWatanabe)(Twitter)