作手の石仏と歌碑 (作手見聞録)
寒い朝で、出かける時の外気温が一桁でした。
日中は晴れて日差しがあり、暖かくなり、寒暖差の大きな一日でした。
体調を崩さないように気をつけましょう。
写真は昨日のものですが、「あれっ、この時間に渋滞が…」ということがありました。
平日なのに交通量が多くなっている所、道路工事や作業で片側通行の所…。
役所の入り口…。
今日は…。
旧作手村が、地域情報をまとめたA5サイズの冊子『作手見聞録』を作成し、配付していました。数回の更新があり、表紙の異なるものがありました。
発行年が明確ではありませんが、手元にある冊子から順に紹介します。
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作手見聞録
作手の石仏と歌碑
路傍の石仏が、桜吹雪の中に座し、やさしく和やかなお顔で、道行く村人に、慈悲の心を無言で語りかけてきます。風雪や蝉時雨の中に立ち、憤怒の形相で、邪鬼・悪霊から村人を守ってくれます。やがて穂すすきの群れや、積雪の中に埋もれていきます。幾星霜野の雨に打たれ、風に曝されて痩せほそり、緑の苔むした石仏の大半は、名もなき農民たちが、これまた名もなき石工の刻んだものを祭ったものです。草木の中に半ば埋もれ、見捨てられているようなものもありますが、どの他区へ行っても、周辺はきれいに草も刈られ、石仏には花や供物が供えられ、その信仰は今なお続いていることがうかがい知れます。
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注)これまでの記事は〈タグ「見聞録」〉で